1/72 二式水上戦闘機 ハセガワ

1/72  二式水上戦闘機   キット/ハセガワ製  日本海軍第802航空隊 山崎圭三 中尉機2siki_1<実機解説>
二式水戦は大戦中の日本海軍の水上戦闘機で、零戦にフロート(浮き)をつけて水上戦闘機としたものです。元々の零戦の運動性能の良さを引き継いでおり、本命の水上戦闘機「強風」ができるまでの間に合わせの水上戦闘機ですが性能は良好でした。太平洋で占領地に飛行場を建設するまでの間の制空権確保が元々の役割でしたが、日本軍が劣勢になってからは船団護衛や対潜哨戒にも使われました。

<キット解説>
ハセガワのキットでAP23番のもの、きれいな凹モールドのキットです。零戦シリーズの一つですが流用部品は部分的で、胴体も主翼も専用金型です。特に問題なく1/72のベストキットですし、多分この先も後継キットは開発されないでしょう。定番商品ではないですが、時おりデカール換えやコンボキットが発売されています。AP23番のデカールは灰色機・緑色機それぞれ1種です。

<作例について>
素組みで塗装も指定の通りです。ハセガワ零戦の作り易さはそのままで、フロート部品も綺麗に出来上がりますが、作業中に置きずらくて破損しやすい点にはご注意。塗装は好みで白っぽくしています、台車は指定通り真っ黒にしましたが、できればツヤや明度を細かく変えてやったほうが綺麗にできると思います。


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