1/100 AMX40キットの作り方
こちらのページでは、当方「シープモデル」のガレージキット「1/100 フランス騎兵戦車 AMX40」を購入されたお客様向けに、作り方のポイントなどを解説します。キット付属の説明書と併せてお読みください。
このキットは元々がお手軽志向のキットで製作自体は比較的簡単ですので、内容はガレージキット初心者向けのものになっております。ベテランの方は流し読みしてもらっても大丈夫です。
HP内の関連リンク
1/100 AMX40の完成見本へのリンク (同じ窓で開きます)
他にご存知TOG2も作ってます。TOG2へのリンク (同じ窓で開きます)
更に、簡易廉価版のアヒルちゃんも作ってます。アヒルちゃんのリンク (同じ窓で開きます)
とりあえず、箱の中身を確認してください。商品は一番上の写真のように梱包されています。小袋には左右の脚周りと砲塔とライト部品の付いた棒とプラ棒が入っています。
組み立てはいたって単純ですが、注意して頂きたいのはゲートの処理です。車体裏側は適当でも大丈夫ですが、脚周りのゲートはしっかりと処理してください。上側の3箇所に四角いゲート跡がありますが、外観(車体外側)部分が崩れないようにゲートの部分だけをナイフとやすりで削って下さい。特に断面図で示した内側の角の部分を注意して削って下さい。見えない部分なので角をナナメに落とすようにするとよいです。
転輪と履帯との境目のバリはやすりを使うよりもナイフでVの字に切る感じで作業するとよくて、履帯のモールドにかかっている細かいバリはやすりの角っこで削るとよいです。
全体の仕上げで、曲面は紙やすりよりもスポンジやすりを使って最後の仕上げをすると楽に綺麗にできます。スポンジやすりはホームセンターや模型店で売っている1000~1500番くらいのやつが適当です。
脚周りと車体との合わせ目は少々隙間が出来てもパテ埋めせずにそのまま塗装したほうが最終的に綺麗になりやすいです。あんまし隙間が大きい場合は上記のゲート処理を確認してください。
背中のOVMの後ろには小さい丸い部品があります。欠けている場合はライトが付いている棒に予備があるのでナイフで切って貼って下さい。細かい部分なので無視しても構いません。
お尻の丸いところに牽引具を付けます。先端が窪んでいる場合は先に瞬間接着剤をパテ代わりにして表面張力で盛るように付けて、固まるのを待ってから牽引具をつけて下さい。
砲塔の接続軸は少し太めに作ってあるので、紙やすりを巻いて削ってください。車体と仮組みしながら適度に回るように調整します。塗装前にするする回るぐらいにしておくと、塗装後にぬるっと調度いいぐらいになります。
右写真で、小さい棒にライトや牽引具が付いています。ナイフで根元から切りとった後で、欲しい長さに切って使います。部品を壊してしますので、ニッパーは使ってはダメです。部品は失くしやすいので注意して下さい、失くした時は1mmプラ棒を削ると自作できます。
牽引具の部品も根元から削ぎ取る感じで切って使います。部品をマットに置いて、ナイフで上から押し切る感じで切るとやり易いです。部品を置かずに手で持って切るとケガをするのでやめましょう。
塗装は好みによりますが、車体色を全部塗ってから履帯やOVMを塗り分けるのが楽だと思います。黄色に塗る場合は灰色サーフェイサーの上に黄色だと発色しないので、白色のサーフェイサーなどを使うようにします。汚しはエナメルでスミ入れをして、好みでウェザリングマスターなどのパステルを使って変化をつけたら、最後にツヤ消しクリアーを吹き付けて完成です。