AMX40 ガレージキット化への道

AMX40 ガレージキット化への道

AMXseisaku_1

*注*画像はイメージです。(拾ってきたフリー画像)

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このページでは、当方「シープモデル」の戦車ガレージキット第2弾「1/100 フランス騎兵戦車 AMX40」を開発する過程をおおざっぱにアップしていきます。最初におことわりしておきますが、まだ作ろうとしている途中ですので「やっぱ無理でした。てへぺろ☆」とか言う可能性もあります、そうなっても怒らないで下さい。2~3日おきに追記していく形でやろうと思っていますが、全然進まない時も多分あるのでそこのところもご勘弁ください。ついでに文字主体のページになると思います、スマホだとしんどいかもですがご勘弁。あとそもそもAMX40って何やねんって方はネット検索してもらったらゲーム画像とかがいっぱい出てくるのでググってみてください。このHPでは一応著作権的なとこを考慮して、あのゲームの画像は使用しません。

キットは先の「1/100 イギリス重戦車 TOG2」と同じく、お手軽志向で初心者でも作れるキットを目指します。スケールも1/100でズベズダのボードゲームシリーズにあわせる格好にします。本当は1/72や1/144の方が集めている人も多いかと思うんですが、1/72だと現代では簡略化キットのシリーズが無くガチキットだと価格も高くなるしそもそも原型を作るのが難しい、1/144だと塗装で遊ぶのには小さすぎるし軽戦車はほんとに小さくなるのでボリューム感が無い、ということでズベズダがある1/100にしています。ガレージキットにするとなると価格の面でどうしても厳しくなるので、このへんの判断は苦しいところだったりします。

 AMXcad1 AMXcad2

最初の段階では、資料になる画像を集めてきて3D CADでざっくりと寸法を決めてしまいます。このCADモデルは全体のバランスを確定させる為と、この後で個人向け3Dプリンタで出力する為につくります。前回のTOG2は実車もあって寸法ははっきりしてるし真横と真正面からのCG画像があったのでまだ採寸が簡単だったんですが、このアヒルの場合は真横&真正面の画像を拾えなかったので手こずりました。仕方ないのでゲームでこの子の開発までしたよ…。調べてて気付いたんですが、ゲーム内のアヒルってCGモデル途中で変わってますよね?なんか寸法が合わない画像があって混乱しました。結局は全長全幅ともウィキペディア(海外)とかにある数値でOKっぽいのでそれで作っています。

3D CADでのモデリングはフリーで提供されてるソフトを使っています。似たようなソフトで初心者向けなのを一応紹介してみると、Auto deskの「123D Design」ってフリーソフトが良いです、自分も一部で使っています。海外製なのでダウンロードなども全部英語ですが、日本語の紹介サイトとかもあるので割りと大丈夫。Auto deskのオートキャド系列は図面を引く仕事では昔から相当なシェアを持ってるシリーズなのでよくできています。

また、3D CADについて少し説明すると、3D CADってのは基本的に機械などの実際の”モノ”を設計するのに使うモデリングソフトです。ニコニコ動画やゲームモデルで使ってるのは普通は3D CGソフトで、あちらはCGそのものを作るのが主な目的です、最終的に作りたいものが違うわけですね。それぞれ一長一短ありますし、重なる部分も多いんですけど工業製品的なものを実体化させたいときは3D CADのほうが便利な機能が多く、おねーちゃんフィギュアなんかを作りたいなら3D CGソフトのほうが便利です。無機物に強いのが3D CAD、有機物に強いのが3D CGって感じ。もっとも使う人のスキル次第でどちらもゴミになったり最終兵器になったりするので結局は人間次第です(私はゴミのほう)。

でもってゲーム画像を印刷しとく→全長全幅にあわせて拡大縮小コピー→おおまかな寸法を拾いながらCADでモデル作成っていう段取りで作業します。もっともこのアヒルの場合は曲面ばっかしなのでこの時点では細かい面の検討はできませんので(CADで作ると面倒)、全体のバランス確認程度で済ませます。またエンジングリル周辺は窪んでいて別個にプラ材で組んだほうが良さげだったので削ってあります、脚周りも同様に手作業で全部作ることにしてCADは省略。こいつを3Dプリンタで出力しても個人向けの廉価機なので、さっぱりな造形物しか上がってきません。どうせ手作業で全面を加工することになるので適当にCADモデルを作っています。ここまでのモデル作成は、寸法さえ先に決めておけば半日でできる作業です。

とりあえず今回はここまでで、次回は3Dプリンタで出力するとこまでやります。このページに追記していくので、こういうのに興味がある方は続けて見ていってもらえれば幸いです。

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2015/03/31追加(今回、文字ばっかで長いです)
更新2回目は3Dプリンタ周辺についてです、濃いので興味ない人はスルーしたほうがいいかもです。上の写真はCADデータから3Dプリンタで出力したものです。1/100なので小さく、全長で50mmくらいです。右写真の様に、車体は上下で分割しています、一体にしても造形はできましたが宙に浮く部分で形が乱れたので無難に分割。自分の使っている3Dプリンタは定価だと20万円ほどの個人向けのやつで、樹脂を溶かして積層していくタイプです。このタイプはソフトクリームを作る感じで積み上げるようにして造形していきます、廉価なやつは全部このタイプです。

最近ではワンフェス会場でもデモンストレーションをしていたり、都会の家電量販店にはあったりする個人用3Dプリンタですが、はたしてフィギュアやミリタリー模型にどの程度使えるかというと、個人的な意見では…

ほとんど役にたたない。

と思います。少なくとも、これで造形すれば原型すぐできるじゃんやったーってことは不可能です。普通にパテやプラ板で工作できる人じゃないと最終的な仕上げができません。そしてそれが出来る人なら往々にして従来通りにパテやプラ板で作ったほうが早い可能性が高いという…。雑誌とかで大手メーカーの試作品がよく出ていて、綺麗じゃんって思った人もいるかもしれませんが、あれは1,000万以上する企業向けの3Dプリンタを使っていて、光造形式とか樹脂噴射式とかで仕組みが全く異なるタイプです。そのレベルのやつだとかなりイイ線までいけるので相当便利だと思うんですが、パーソナル向けの廉価機では原理的に作れるモノの限界があり、現行の製品で既に限界レベルと思われるので今後もパーソナル機での模型用原型製作は広まらないんじゃあないかなぁと思います。

じゃあ何で使ってんだ?ってなりますが、役にたたないとは言いつつも用途を限れば多少は楽ができるので補助的に使っているのです。原型の芯として割り切って使えば、プラ板を複数枚切ったりパテの塊から切削するよりはなんぼか楽ですし、作る途中で寸法や左右の対象具合が狂い難いというメリットがあります。例えばTOG2みたいな形だと、3Dプリンタで四角の芯を作っておいてプラ板で外板を貼っていけば切り出しの手間を少なくできます。

 print3 print4

左写真は、2パターンで出力したもので、右は車体を一体で出したもの左は上下を分割したものです。ちょっとわかりにくいですが、車体上部の宙に浮く部分で形がくずれているのがわかるかと。傾斜面はこんくらい段々になりますので、パテを持ってから慣らす必要があります。右写真は、1回目に砲塔をプリントしてみたらどうも小さく感じたので一回り大きくしてプリントしたものです。このようなトライ&エラーをやりやすいのはメリットの一つです。

以下あくまで個人的な考えですが、模型の分野で個人向け廉価3Dプリンタでできること&できないことを細かい事例を挙げてまとめてみました。廉価機の場合の話で、企業向けのハイエンド機は全く事情が異なりますのでご注意を。

*できること*
そこそこの大きさがある塊状のものならできる。大体5mm四方がボーダーライン。
・1/700艦船模型の船体の芯の作成。ただし巡洋艦以上は分割が必要。
・1/144ぐらいまでの戦車模型の芯の作成。転輪とかは厳しい。1/35なら分割が必要。
・大戦機なら1/72、現用機なら1/144ぐらいまでの航空機の胴体の芯。
・フィギュア向けのベースや置物(机とか)で、比較的大きくムクのもの。細いのや小さいのはダメ。
・1/7くらいのフィギュアの胴体の芯、頭の芯。あくまで芯なので服のシワとかは期待しちゃダメ。
・各種大型模型の概形(船体や車体)をブロック工法的に分割して作る。大きさ次第で船の煙突とか構造物もいける。
・多少なら宙に浮くような形もいける。例えば、肉厚のある丸パイプを横に倒したもの(土管みたいなの)は設地面が平らになっちゃうのと、けっこう荒くはなるけど一応いける。
・似た形状の大きさ違いを複数作るのには向く。基本形が似ていて大きさが違う艦船(特に商船とか)の芯を作るなら、手作業よりCADのほうが早いと思う。

*できないこと*
小さいor細かいものや細いものは無理。上から見た時の「角っこ」を尖らせるのは無理(必ずRになる)。
・1/700艦船模型の構造物の作成。小さすぎるし、角が丸くなるので結局使えない。
・戦車の転輪とかキューポラとか防盾とか。1/35でモノによってはいけるかな?くらい。プラ板の方が早いと思う。
・航空機の主翼や尾翼。薄くなるのでプラ板の方が早い。翼の後端とか崩れると思う。
・1/7くらいのフィギュアの腕や脚や髪の毛。細長いものは基本的に向かない。脚なら積層する向き次第でいけるかな?ぐらい。1/12だと胴体もギリギリいけるかなぐらい。細かい起伏(要はおっぱい)はほぼ無理。
・プリントしたものをそのまま表面に使うのは基本的に無理。積層したところがギザギザになる(鉄やすりみたいな感じ)のでそれを削ったりパテで埋めたりする必要がある。なので凸凹の彫刻がある面をプリントしても手作業での修正ができないので意味がなくなる。レジン複製とかしないで、ギザギザを気にしないなら使ってもOK。
・細いものを縦方向に伸ばすのは無理。例えば直径5mmの丸棒を立てて作ろうとすると、同じところを加熱されたヘッドが触り続けるので熱が冷めず、下の素材が固まる前に重ねるのでぐっちゃぐちゃになる。横に倒せばいけるけど、設地面は平らになる。

といった感じです。要するにそこそこの大きさのものの芯にしかならんよと。状況と工夫次第では便利な使い方もできるでしょうが、基本的には期待しないほうが良いです。自分のはパーソナル機が日本で普通に販売されだした頃に買った国産のものですが、正直なところ割高感が強いです。今だと7万くらいで海外製で国内サポートありのやつがいくつもありますので、それならまぁ検討するのもアリかなぁくらい。ワンフェスの個人ディーラーだと、購入ではなくって3Dプリントサービスを検討してみてもいいかもしれません、あれも高いらしいですが、機材はハイエンド機(のはず)なので細かいものもできます、上手く使えば原型製作が楽になるかもしれません。

どこのとは言いませんが(もっとも、1メーカーしか無いかも←調べたら案外あった)、廉価機に関しては国産のモノは買わない方がいいと思います、実物のデモ見てると海外製のほうが仕上がりいいし安いです。自分のは国産と言いつつ一番重要なソフトウェアは海外製を買ってきて最低限の表面だけ翻訳して直したっぽいやつだったので、結局は細かい設定はなんもできませんでしたし。パーソナル機に関しては海外メーカーのほうが良い製品を出してると思います(というか国内でやってるメーカーが極少ないっぽい)、購入したメーカーのは歌い文句とカタログスペックばっかりで実戦でダメダメという、往年のジャパンクオリティなやつだったので人に薦められるもんじゃなかったです。ハイエンド機なら有名なセンサetcメーカーとか国内各社が優秀機を多数出してるんですけどね、結局のところメーカーとしても国内での個人向け3Dプリンタの市場は発展しないと踏んでるんじゃないでしょうか。と、ここまで書いておいて一応調べてみたらいつの間にやら結構国内メーカー製も増えてるっぽいので、国産とひとくくりにしちゃうとマズイ感じでしたゴメンナサイ。とはいっても、やっぱり海外製のほうがバランス取れてそうなんだよなぁ…。うちで使ってるのはアルミボディのごついやつを作ってるメーカーの最初のタイプです。もっとも、廉価機は原理的な限界があるので性能が劇的に違うってことはまずありません、使いやすさや価格とのバランスの問題です。

今回はここまで。3Dプリンタの話ばかりになりましたが、実際今回の作業はプリンタセッティングするだけだったりします。次回はパテ盛って削って車体の輪郭を整えます。

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2015/04/02追加(今度はすごい地味…)
更新3回目は3Dプリンタで出力したものの輪郭を整えます、やってることが地味なのでおもしろくはないよ…。上写真は車体の輪郭を整えた状態です、砲塔はほとんど手つかず。前回3Dプリンタで出力したものは見ての通り傾斜部がガタガタなのでここを直すのが主な作業です。まずは上下で分割してあった車体を瞬着で接着して、上面全体にポリパテを薄く盛ってやります。あとはひたすら削るだけ、やすりの目詰まりと戦いながらとにかく滑らかになるように削っていきます。

うちの3Dプリンタはポリ乳酸樹脂という素材を使っているのですが、これがかなりの難物で接着や塗装やシンナーへの耐性はOKなんですけどとにかく硬くて削りにくく、船の艦首みたいなとんがる部分を削るとササくれのようになって仕上がりが汚いという欠点があります。パーソナルプリンタで多いABS樹脂も似たような感じですが、このポリ乳酸のほうがカッチカチの金属みたいな硬さなので削りにくさは相当なものです。角を削るならまだしも平面を削ろうと思うと心が折れるレベルです。あまり一般的ではないみたいだけども、この樹脂を使ってるプリンタはやめておいたほうがいいと思う…。

盛って削ってしながら正面の微妙な曲面具合を作っていきます。この戦車の正面はゲームCGでは中央が少し窪んだ形で、側面に繋がるラインや側面から車体後部へのラインもかなり微妙な曲面になっています、そりゃあ「貫通しなかったぞ!」が連発するわけだって感じです。適当に済ませていた車体前部のくびれを削って、車体後部の角度を修正して、覗き窓のとこを整えて、車体下部にプラ板を貼って整えてで車体はひとまず終了です。エンジングリルのところは凹んでるので、別個に部品を作ってから載せる段取りでいきます。

砲塔のほうですが、一つ大きな勘違いをしていまして予定が狂っています。ゲームで最初に装備している主砲SA34が史実(計画だけど)の主砲だと思っていたら、後のSA35のほうが史実なんですねコイツ。両者では砲塔前部の形が異なるので、SA35のほうで作るべくポリパテを盛ってこれから修正します。

今回はここまでですが、作業量の割りに全然見栄えのしない内容でした。もっともスクラッチビルドなんて基本そればっかりなんですが‥。次回は砲塔の輪郭完成とエンジングリル部分の完成を目指します。

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2015/04/05追加(あんまし進んでない…)
更新4回目は砲塔とエンジングリル部分をやります。まず砲塔ですが、前部のクチバシっぽい部分をポリパテを盛って作ります。この戦車の砲塔前部は鳥やネズミの頭とか果物の”びわ”に似た感じの不思議な形状になっていて、目視頼りで削ってみました。そして大体の形を出したところでグレーを吹いて確認したんですが、ゲームの画像と比べるとどうにも小さく見えます。角度を変えて眺め回してみましたが、全体に一回り小さくて側面の膨らみ具合が足りない様子です。削って整えたぶん余計に小さくなっちゃったっぽいです。悩むところですが、無視はできないくらいの差異なので直すことにして、今の部品にパテを盛って直すよりは3Dプリンタ出力の芯からやりなおした方が綺麗にいきそうなので、もったいないですが今の部品は破棄して新しく起こすことにしました。こういったやりなおしのダメージが小さくすむのはパーソナル3Dプリンタを使う場合の利点だと思います、手作業で大きさ違いの球状の部品をやり直すってなるとげんなりするところです。

続いてエンジングリル部分ですが、こっちはひたすらプラ板で組んで接着します。本体との継ぎ目の部分にどうしても隙間ができるので、これは後でパテで埋めてやります。ガレキにするためにシリコン型をとろうとすると、シリコンはドロっとした見た目と違って相当小さい隙間でも流れ込んでいくので、この手の小さい隙間も無視できません。このへんは単純に1個だけスクラッチで作るより手間がかかるところです。この戦車のエンジングリル上面は設計上丸々がぱっと上に開くようになっているそうで、それを表現する為には板材が繋がってるような表現にしたいところなんですが、意外とややこしい繋がり面構成なので写真の状態から隙間を埋めたらもう少し表現を詰めてやる必要がありそうです。作業時間がとれなかったせいもあり、完成させるつもりが残ってしまいました。

今回はここまでですが、砲塔は進んで戻ったので結局ろくに進展していません。いいかげん脚周りとか作って形にしたいところですがもう少しかかりそう。次回は今度こそ修正版砲塔の輪郭完成とエンジングリル部分の完成を目指します。

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2015/04/09追加(迷走してるよ)
ちょっと間が開いたくせにあんまし進んでいません。更新5回目は砲塔を一から作りなおしています、あと一応エンジングリルの部分の細かい隙間埋めもしました。左写真、新しく3Dプリンタで出力したものにポリパテを盛ってクチバシ部分を作ったものです。まだサフを吹いていないので雰囲気を掴みづらいですが、車体とのバランスは前より良くなったはずです。というより前のがほんと小さ過ぎたなと反省…。右写真は新旧の部品の比較、幅と長さでは2割増しくらいなんですが、全体のボリュームでは全く違います、かなり思い切って寸法を変えました。ゲーム画像から採寸してはいるんですが、真正面や真横の画像はないのでうまく測れてなかったわけですね、今度は全体のバランスからCADモデルの寸法を決めておいて、車体との比較で幅や長さが合うように調整しています。この戦車の砲塔は一人入るだけということもあってかなり小さめなんですが、それにしてもあんまし小さいと比較してあまりに不自然なので、ゲーム内と比べて小さくよりは少し大きく見えるぐらいにしたつもりです。ちなみにゲーム内のCGモデルも、設計プランの線図と比べると砲塔がちょっと短いようです。

この砲塔部品はかなり迷走していて、クチバシのポリパテも何回かやり直しています。先っぽ部分の形状をここから詰めないといけないので、まだ迷走は続きそうです。どうなってんのかわからない曲面が続くのってほんと勘弁してほしいのですよ。

今回はここまでで、次回は砲塔の先っぽを何とかするのと、脚周りを形にしたいと思います。転輪は一個作って型までは取ったので割りと一気に形になると思うんですが、予定は狂う予定なのでどうなるか…。

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2015/04/13追加(脚まわり)
更新6回目は脚まわりをやりました、砲塔は写真とるほど進んでないので省略。土曜に急な麻雀に召集されてたのでイマイチ作業できんかった(勝ちました)。写真が暗い&右のは完全にピンボケしてるんですがご勘弁を。

左写真で、部品状態と組み付けた状態です。このように脚周りは1部品にして抜くつもりでいます。AMX40は大転輪式で、サイドスカートが付いています。転輪や導輪は市販キットから奪って改造したり、市販の丸い部品を適当に探して加工して使用します。転輪は左右で8個あるので、さすがに複製しました。スカートは0.5mmプラ板で、本当ならもっと薄いはずですが、成形で困るのでこの厚さにしてます。キャタピラはエバーグリーン製のスジ彫りが入ったプラ板を切って帯状にして使います。Rがきつい部分はこれをキャタピラ1枚ごとに切って貼っていきます。

ここで、ガレージキットにするにあたっての難しい部分がいくつかあります。例えば、転輪とキャタピラの接触部分、このまま細い隙間があると型がすぐ痛むので、ある程度まで埋めて繋げてしまう必要があります。転輪は真ん中が窪んだ形状ですが、これをスカートに貼ると間に大きめの空間が出来てしまい抜けないので、ここも埋める必要があります。このように、ガレージキットにしようと思うと普通に1個スクラッチで作る場合とは違った気配りが必要となり、難易度は跳ね上がってきます。そして、最後に複製を取る段階で上手くいかなかったり、上がった複製品を組んでみたらおかしかったり組めなかったり…。

右写真はピンボケがひどいですが、車体に当ててバランスを見たもの。良さげなのでこのままいくことにしますが、まだ作っていない車体との接続部で、特に導輪&起動輪とのつながる部分で細部を詰めてやる必要があることがはっきりわかりました(薄々は気付いてたよ…)。裏の見えにくい部分の作成も含めて結構な量の作業が必要そうです、目眩がします。

今回はここまでで、ここから車体と脚周りとの接点の詰めがかなり色々と同時並行でバランスを取りながら作業しないとまずそうなので、次回は週末あたりに出来たとこまででアップします(←逃げ腰)。間があくけどこの記事あんまし人気ないから大丈夫やろ…。

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2015/04/19追加(戦車の形になりました)
1週間ぶりの更新7回目は、すごくわかりにくいんですが車体前部と後下端の形状をパテを盛ってかなり変更して、脚まわりとのつながりをきれいにしました。写真は両脚と頭を仮置きしてみたもので、ようやく戦車の形になりました。こうやって形になるとすごく進んだ&ほとんどできた気になりますが、実際のところ大変なのはここからだったりします。

車体下部の前端を膨らまして、誘導輪(多分)の軸がはみ出ないようにしました。また、もともとは車体前部を少し絞って(車幅を小さくして)いたのですが、どうも車体の絞りはほとんど無くって側面の手すりが折れてるからそう見えただけっぽいので絞らないように修正しています。後部も同様に起動輪(多分)の軸がはみ出ないように下部の張り出しを大きくして凸部分も追加しました。

脚周りは簡略化してありますが、一応はこの戦車の構造に合わせたものになる予定です。ネットに落ちている小さい計画図と文字資料を見る限り、このアヒルの脚周りはT-34と同様で大型転輪を用いて支持架+コイルバネの懸架装置を使った形式のようです。てことでこの大型転輪があって車体との間に支持架があるのでちょっと隙間があるっていう構成をざっくりですが見てわかる感じにします。ちなみにTOG2の脚周りは中身をよくわからずに作ってたりします…見た目が変態すぎて構造を考える気にもならんかったとですよ。基本的にはチャーチルと同様だろうと思いますが細かい部分がさっぱりわかんなかったです。

ここから先の作業は、とりあえず複製ができるように穴とか隙間とかの不要な部分を全部埋めていく、表面を整える、細かいモールドを作る、という言うは易いがやるのは地味で大変なものが待っています。
次回はまた週末あたりに出来たとこまででアップしますが、整える系の作業は写真では見た目が変わらないので多分あんましおもしろくないぞっと。

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2015/04/26追加(ほとんど進んでない)
更新8回目なわけですが、今回は他のことばっかしやってたので殆ど進んでおりません。
左写真が今の状態で、脚のほうは型の強度を考慮して転輪の一部を切り欠いてたら、中空になってるのを忘れていて破けちゃった所をパテで埋めなおしています。進むどころか後退してるし。ここを直したら試しに型取りをします、今回作るAMX40の場合、脚周りのシリコン型がどの程度持つかにかなり不安があるので早いとこ確認しときたいのです。
車体の方はサフを吹いて見つかった小キズや穴を埋めて慣らしてをしています、あとは細かいモールドを足してから型取りへと移行します。

ここから作業が進まなかった言い訳なんですが、ここのとこ右写真のTOG2戦車のキットを生産してました。何の為かというと、4月29日に大阪で行われるゲーム「World of Tanks」のイベントに提供するためです。運営会社(WG_JP)さんに告知に関して質問しても返答が貰えてないのであんまし大きく告知しませんが、抽選会の景品用として本キット3個の無償提供を行い、自分もボランティアスタッフで参加します。代わりに簡単にキット&シープモデルの宣伝をさせて頂けるように、ボランティアスタッフの応募フォームを使ってこちらから提案させて頂き応じてもらえました。なんだか若手芸人の営業みたい(苦笑)。てことで提供分のキット3個を出してしまうと予備機が少なくなりすぎるのと、ワンフェス夏の分も作っておかないと後々キツくなるのでシコシコ抜いていたわけです。この景品ですが、イベントへの参加事前予約をした最大で350名のみしか抽選への参加資格が無く、当日飛び込みの場合は当たらないみたいです(公式HPに記述が出てた)。飛び込みでも当たるならツイッター等でセコく告知しようと思っていましたが、予約制じゃ仕方ないのでやめときました。また、当日の手売りは許可貰えなかったのであしからず。このイベントに興味がある方は、ゲームの公式HPで案内が出てるので見てみてください(多分後日リンク切れを起こすのでリンクは貼らないぞ)。

さて今週から飛び石を挟みながらのGWに突入ですが、上記イベントを始めなんだか地味に出かける用事や家の用事が多く、あんまし作業時間とれそうにないのでどの程度やれるか検討がつきませんが、また一週間後くらいに更新したいと思います。ただ作業の流れ的に、下手したらシリコンの塊の写真だけがアップされたりするかもしれませんが、そのときは鼻で笑ってください。

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2015/05/10追加(話をそらしていくスタイル)
GWを挟んで更新9回目なんですが、AMX40そのものの形状はほとんど変わっておらず、脚まわりを試しに型とりしてみてるとこです。GW中は祖父の米寿祝いで出雲→後輩の企画で広島県内カントリーサインの旅→本通りで部活OB会→カレー洋でイベント攻略(ローマは途中で出ました)と移動しっぱなしで、挙句に後輩に風邪うつされて帰るというオマケ付きでさっぱり作業してないというダメ人間ぷりでした。

だもんでシリコン仕掛けて放置という、作業自体は割りと少ないけど待ち時間が長い行程をやってました。
左写真は文字通り「型にはまった」やり方で作ったシリコン型です。GSIクレオス製のベタな道具で一番普通なやり方でしています。ブロックで枠を作って粘土を敷いて、そこに原型を半分埋めて液状のシリコンを流します。シリコンは完全硬化まで12時間かかるので、タイミングを見て作業します。TOG2砲塔みたいに突起が全周にあると型を5分割とかにしてやるので少々頭を使います。

右写真は夏ワンフェスに向けて作っている別の製品で、フィギュア用の飾り台です。こいつが半端なくデカイおかげで手持ちのブロックの大半を使用してしまいAMXの車体のほうは後回しになりました。この飾り台、シリコンも1kg缶を丸ごと消費してしまい予備まで投入して残りが半缶だけという…あわてて注文かけましたとも。

そんなわけで間が開いたくせに進んでないというダメっぷりですが、今週末にはどうにか複製品があがるようにしますんで、ご勘弁ください。というか、いい加減アヒルを料理しとかないとワンフェスの他の商品ができなくなっちゃうんです。ガレキ=ワンフェスの場合、コミック=コミケと違って事前の締め切りが無い(版権は別)のですが、そのぶん直前まで作れるかというとそうでもなくって、製品化までの行程がとにかく多くて直前のスパートではどうにもならんのです。7/26開催の今回だと6/15くらいまでに原型アップ6/30までにシリコン型アップ生産開始、生産しながら説明書・見本・ホームページの整備、直前で展示準備と輸送準備、ぐらいじゃないと間に合わないわけですな。てことは製作作業はGW明けの現時点で残り一月ちょいって所まで来ているのです。うん、色々と無理だから…厳しいから…大戦末期の日本試作機状態になるから…、アヒルはともかく他にアレな製品を考えてるので既に追い込まれた状態なのですよ?艦これで一喜一憂してる場合じゃないっちゅーねん。
なので明日から本気出しますゆえ、お買い上げよろしくお願いします(←ダメなパターン)。
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2015/05/17追加(ほぼ製品状態までできました)
更新10回目にして、ついにほぼ製品状態のショットができました!長かった…正直ここまで苦戦すると思ってなかったですよ。今週は試しに抜いてはエラーが減るように湯口の調整をやってました。上の写真は全てレジンで複製したものです。以下、個別に説明します。

1番左、型から抜いてランナーやバリが残ってる状態。製品ではランナーと大きいバリは手作業で取ってから出荷します、親切でしょ?
2つ目、背中と脚の内側。背中の工具は中々いい雰囲気だと思いますがどうでしょう?脚の内側ですが、実は一つ凡ミスをやらかしました。転輪の接着部分をサスアームっぽく見えるようにするつもりだったのですが、向きが前後逆になってますorz 裏面は省略してる&普通に置いたら見えないのでこのままで行きます。細かいことは気にしないでね。
3つ目、ランナーと最低限のバリ取りをして仮組みした状態です。砲身はプラ棒が付属します。バリ処理はきっちりしていません、製品でもこれくらい残った状態です。
4つ目、背面が見えにくいので1枚追加。

左上、缶サフを吹いた状態です。成型状態がわかるように、わざと表面処理はしてません。実際に組む時はもう少し綺麗になります。
上中、斜め後ろから。ヘッドライトとお尻の牽引具は別部品にします、まだ付けていません。
右上、上面です。車体側面の手すり兼脚かけ(多分)は簡略化。砲塔は旋回します。
左下、裏側です。ランナーは裏面なので適当処理でも目立ちません。
下中、ズベズダ製の1/100マチルダと比較。うちのキットはこのシリーズの密度に合わせています。
右下、上から比較。AMX40はマチルダより一回り小さいくらいです、いい感じでしょ?ちなみにTOG2だと比較にならないのでやめました(笑)

そんなわけで、ようやく製品完成寸前まで来ました。この後は、塗装までした完成見本を作って箱と説明書を作れば製品として完成です。このページはあと1回やって箱と説明書について小ネタを紹介します。完成見本は別ページを作って紹介します。最後までおつきあい下さい、そして最後まで読んだからには買ってください(笑)
通販のほか、幕張で7/26にあるワンダーフェスティバル2015夏で販売します。よろしくね(・ω・)/

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2015/05/28追加(最後は箱とかの小話)
最後になる更新11回目です。AMX40完成品のページ作成を挟んだのと、親戚の用事にかかりっきりになってたので前回から間が開いてしまいましたスミマセン…、このページはそんなにビュー数ないからいいかなーとか思ってたりします。

で、キットの成型品そのものはすでに前回まででほぼできてたので、今回は箱とか付属物の話です。
模型キットを売るとなると、本体はもちろん一番重要なんですが、箱とか説明書も必要になってきます。このへんは2次元で本体だけ作れば基本的にはOKな同人誌と違うところで、箱の手配や説明書の作成まで全部ひっくるめて予定を立てる必要があるので、イベント直前になって成型品があがっていたのでは間に合わないわけです。

左写真はTOGの箱の表紙を作っているところで、4つ分をA4一枚にまとめて印刷して裁断機で数枚を重ねてカットします。この裁断機で4,000円くらい、けっこうずれるので手作り感があります。箱絵はCADとペイントで書いています、あまり細かく凝っても家庭用プリンタでは潰れるだけなのでウチは適当にしてます、レイアウトをWordでやって完成です。箱絵に拘ってるサークルとかも居られますが、定価が安めのキットでは限度があります。紙代とインク代を考えると、A4白黒で8円ほど、カラーで30円ほど、L版の光沢紙だと40円ほどかかりますので、なかなか豪華にはしがたいです。家のプリンタではカラーは綺麗にはならないしね。このへんの事情から、ワンフェスで見る個人ディーラーさんのキットは2,000円程度までは白黒、それより上はカラー印刷や写真を貼ったものってのが多い気がします。印刷屋に発注しての箱絵なんて到底無理です、個人でそんなんしてたら私なら逆に中身を疑います。

右写真、パッケージングに必要なものほぼ全てです。白箱って呼ばれたりするこの手の折箱は、そのへんでは適当なものを売っていませんのでネットのパッケージ専門店で買います。1個からでも発注できるところもあり、この箱は安くて30円くらいです、ただ大きさでかなり値段が違い同じくらいの大きさで100円くらいのものもあります、流通量とかが関係するっぽい。小型キットならワンフェスディーラーはだいたい同様な箱を使ってると思います、もっと大きいキットや完成品だとダンボール箱の小さいやつになります。先ほどの表紙をノリで貼ってから、箱を折って形にします、TOGやAMXのは1/700艦船と同じキャラメル箱タイプです。
あとは、大きい部品をプチプチでくるんで、小さい部品はチャック付き袋に入れます。この袋は百均でも売っていて、小さいのは85枚で100円なので意外と安いです。説明書は流石に撮ってないですが、普通にWordで書いてから家で印刷して、そのままでは箱に入らないので裁断してから手で折っています。これら一連の箱詰め作業を一人でやると、なんだかんだで1個5分くらいはかかっているので1時間あたり12個が限界となります。複製は当然もっと時間がかかるのでガレキの生産も楽じゃないわけです、だから高いのはどうにもなんないんだよ、簡便してね。

とゆうわけなので、あまり凝らなければ白箱さえ通販すれば良いので、誰でも作ろうと思えば作れるわけですな。夏休みの工作でガレキ製作(開発から全部)とかやってもいいんやで?複製するのも、シリコン、型用ブロック、レジン、粘土、秤か駒込ピペット、離型剤ぐらいがあればいいので、1/100戦車くらいのサイズなら1万円で道具はそろいます。特に工業製品を作る仕事に就きたい人はいっぺんワンフェスなどのディーラーしてみたらいい経験になると思います。実際にお客さんに売る”製品”を作るという経験は普通は会社入ってからでないとできませんが、こういうものならできるわけで、就活でポイント高いと思いますよっと。

はい、そんなわけで最後は余計なおまけみたいになってしまいましたが、アヒルのキット完成です。またキット紹介のページは別に作りますのでもうちょい待って下さいね。親戚の用事で丸3日消費して厳しいぞ☆
最後は脱線したみたいになっていますが、この「本体以外」の部分を考えるのって結構大事なんですよ、中小企業(メーカー)で開発設計とかする人ならこの重要度がわかるはず。梱包やら輸送やらは流石に省きました。
キット買ってねコールはまた製品紹介ページですることにして、この記事はこれで終了とします。まーオチも何もないですがこんなもんですわ、実際けっこうダラだら~っと完成しちゃうのがガレキのいい所?です。

P.S.この記事を端から端まで全部読んでキットも買うとクソMM(マッチング・メーカーの方ね)から開放される可能性が無きにしもなので読んで買うといいと思うゾ☆

ホームページ内の関連記事リンク(同じ窓で開きます)
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日付

2015年3月29日

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