1/72  F-14A トムキャット(新)  ハセガワ

1/72  F-14A  トムキャット戦闘機  キット/ハセガワ製 新版 VF-31 トムキャッターズF-14new_1<実機解説>
F-14トムキャットはアメリカが1970年代前半に開発した艦上戦闘機で空母機動部隊の防空が主任務でした。翼の後退角を飛行中に変えられる可変翼というものを使っていることと、射程180km以上という長射程対空ミサイル”フェニックス”を搭載可能なことが特徴です。映画「トップガン」で主役を務めるなど非常に人気のある機体でしたが、2006年に全機退役し、現在はF/A-18E(とF)が主力戦闘機になっています。

<キット解説>
ハセガワの新版のほうで、”大西洋空母航空団”を作っています。ハセガワ製のF-14は新旧2種類あり、新キットは分割が多く組み立てが難しい部分もありますが完成させると形状も凹モールドも良いキットです、コクピット用にエッチングが少し付属します。主翼は開くor閉じるの2位置から選べますが、可動はしません。フラップやスラットも位置を選べるので、変化をつけやすいキットです。増槽・パイロン・偵察ポッドは付属しますが、ミサイルは付属しません。デカールはジョリーロジャース2種、トムキャッターズ1種、ダイヤモンドバックス1種が付属します。

<作例について>
キットをストレート組みしています。主翼は展開状態にして、独特の汚れを再現してみましたが、少々適当すぎたかも。大きい機体なので主翼は接着しないで差し込むだけにしておくと収納が便利です。装備は別売りパーツを使っていて、ウェポンセット7のAN/AAQ-14とLAU-138ランチャーを付けてよくある装備パターンにしています。以前は価格が高めで作りも細かく製作が大変なキットの代表格でしたが、近年はもっと細かいキットも多いのであんまし大変じゃない気がしてきたキットの一つ、でも実際作るとなるとやっぱりそこそこ注意が必要です。モデグラ誌のマガジンキットの登場で、1/72キットでベストの座からは降りることになるのでしょうか?


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