1/700 海防艦 日振 ピットロード

1/700  海防艦 日振  キット/ピットロード製  1944年hiburi_1<実艦解説>
海防艦日振(ひぶり)は日本海軍の海防艦で、改御蔵型や鵜来型(大掃海具装備)とも呼ばれます。大戦中の海防艦は船団護衛用の小型戦闘艦で、対空・対潜戦闘に特化しています。日振は日振型としては1番艦で、1944年6月に竣工しました、ただし日振型自体が過渡期の艦であり書類上は御蔵型でした。日振は船団護衛に従事し、1944年8月ヒ71船団の護衛中に米潜水艦ハーダーの雷撃を受け乗員約150名と共に戦没しました。

<キット解説>
ピットロードのキット「鵜来型 大掃海具装備型」は1990年代半ばに出たキットですが、原型は80年代半ばのキットです。三式投射機装備型とは艦尾部分のみがコマ替えされて変わっています。同社独特のくっきりモールドで好みはあるにせよ全体に感じの良いキットです。パーツは船体や艦橋の専用パーツと海防艦などとの共通パーツからできているので、大量に余る共通パーツは他キットに転用できます。この辺はピットロードの日本艦キットの共通仕様です。艦首のフレア形状が再現されていないのが欠点なので出来れば直したいところ。例によって2隻セットです。

<作例について>
キットのまま組み立てています。甲板のリノリウム色はまだ塗り分けが楽なほうです。大まかにマスキングして吹いてから筆で修正しました。旗竿は省略しています。例のごとく1隻は素組みでもう一つは改造をと思いましたがいつになることやら。


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