1/72  烈風11型  ファインモールド

1/72  烈風11型 艦上戦闘機   キット/ファインモールド製  試作機reppuu_1<実機解説>
烈風は大戦中の日本海軍の艦上戦闘機で、零戦の後継機として1942年から開発が進められましたが、量産1号機の完成直前に終戦となり実戦参加はしませんでした。基本的には零戦の強化版といった機体で、運動性を重視したため主翼が大きくなり、攻撃機のような見た目になっています。いわゆる”幻の名機”と呼ばれる機体の一つで、戦後長く研究され続けてきて様々な評価をされています。もともと空母で使う艦上戦闘機として開発されましたが、正式採用時には局地戦闘機(陸上基地の防空専用機)に分類されていました。

<キット解説>
ファインモールドのキットで同社特有の凹凸織り交ぜたモールドのキットです。エンジンと水平尾翼違いの試製烈風のキットも出ています。1/72の定番キットで、これ以前にはかなり古いキットしかなく本キット登場時は大変喜ばれました。構成は一般的なもので、外板のべこべこ感を出しているのが特徴です。単発戦闘機ですが大きい機体なので、完成すると天山くらいになります(←例えになってない)。デカールは実機が配備されていないので、試作機の機番違いが選択できるのみです。限定版で実戦配備想定デカール版もありました。

<作例について>
素組みで、塗装はキット指示と変えています。下面は灰色指定ですが、昔の雑誌作例に惹かれて銀色にしました、アンテナ支柱は褐色にしてます。ボカシが雑過ぎたので反省。機銃はキットでは穴のみで、適当にプラ棒を入れておきましたがせめてちゃんとパイプを切って使えばよかったと反省、結構目立ちます。キットの合いは大体いいですが、下面の胴体と主翼の接着部がちょっと目立つので頑張りましょう。写真で色味がマチマチなのはご勘弁ください、斜め後ろのカットが一番綺麗に撮れてます。


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