1/35 センチネル巡航戦車   ガレージキット化への道

1/35  センチネル巡航戦車   ガレージキット化への道 

このページはディーラー「シープモデル」の中の人がワンダーフェスティバル2019冬に向けて主力になる商品、「1/35 オーストラリア  ACⅠ センチネル巡航戦車」を開発していく過程を適当に報告していく記事です。不定期で順次追記していく予定なので思い出した時にでも見にきてください。一応、週1回ペースで更新しようと思っています。2018/11/11に書き始めました。

**更新ぶんは一番下に追記しています。一気にスクロールしてください。**

はじめに、
・間に合わなかったり、やっぱ無しって可能性もあります。
・進行状況はリアルタイムじゃない場合があります。
・脱線したり、ほとんど進んでないじゃんって場面が出てくると思いますがご勘弁を。
・面倒なので口調が適当になっています。ご勘弁を。
・備忘録とかモチベ維持の意味合いが強いので、読み手のことあんまし考えてないです。
・稀によく誤字ります。

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1回目:2018/11/11
ネタの決定

夏以降、何もやる気がせずに放置してましたがようやく本格的に作業します。いきなりだけど間に合うのかコレ?(汗)
例によって、まずは何でこれにしたのかというところの話から。ネタ選定は大事です。

決定した理由は大きい順に、
1.プラモ化されそうにない。
2.履帯が流用できる。
3.アスカモデルのベルト履帯が再生産でまとまった数を入手できた。
4.形状が面白い。
5.現存車両の写真がたくさん落ちてた。

…ってな感じです。M3/M4系の無地の履帯が意外とバラ売りされてなくってネックだったんですが、この夏に再生産されて解決できたのが大きいです。オーストラリア唯一の自国開発の戦車であり、今後もMBTの自国開発はしないでしょうからタイトルホルダーの座は不動でしょう。そういう唯一モノって皆さん好きでしょ?(ニヤリ)

1について、タコム社がM3のシリーズ展開をしたのでカナダのラム巡行戦車までは行くと思うんですね。けども、センチネルって履帯と起動輪の歯の部分と内部の駆動系コンポーネントの一部を流用してるだけで他はオリジナルの部品なのね。当然、模型的には履帯しか流用できないシロモノなのでM3からのシリーズ展開は無いでしょう。ちなみにラムは下半分ほぼM3の流用です。
しかも部品の多くが鋳造なのでインジェクションキットだと金型がエライことになるはずで、まずインジェクションキットにはならないでしょう。

4の形状について、見ての通り変わってるよねこの子。車体の大部分を鋳造で一体成型されてる関係もあり、なかなか独特な造りと外観になっています。M3/M4とも似て非なるものです。写真だと複雑な形状が把握しづらく、設計の為に観察していて発見が色々とありました。その辺もキット化して立体で見てもらったら楽しめるんでないかと。

5について、後述しますがオーストラリアの玩具店の方(たぶん)が現存車両の写真を大量にアップされてたので、それを参考に細部を詰めることが出来る見込みです。4~5台が現存してるみたいで、けっこう写真はあります。当時の写真もそこそこ。てことで今までで一番解像度が高いキットになる予定なのでご期待下さい。

概略と型式の決定
続いて、うちのキットの概略予定やセンチネルの資料サイトや既存キットについて触れます。
上の写真は後述するHPから引っ張ってきたモノ、センチネルってこんな戦車です。権利的に使ってOKな写真ってことで、小さいんだけどコレで勘弁してください。細かくは後で。
まず、うちの概略から。ただし全て予定なので変更の場合があります。

「1/35 オーストラリア  ACⅠ センチネル巡航戦車 」
・フルキットです。基本的にレジン製。
・型式は唯一量産されたAC1とします。AC4も考えたんですが、正規仕様のAC4は車体も砲塔も違ったものなので却下しました。博物館のやつは防盾だけAC4でダミー砲身17pdrを付けたなんちゃって仕様です。
・履帯はアスカ社のベルト式を流用します。同梱しますので安心。センチネルの方がM4より長いぶん長さ足りないので、そのぶんつぎ足す格好になります。
・定価は決めてないですが1万5千~2万円と思っておいて下さい。履帯で700円と金網の部品が必要なため高くつくんです。
・手作業+3D原型でいきます。3Dで全体の寸法を決めた後、複雑な部分は3Dで、単純だったり大きかったり3Dで正確に描くのが面倒な部分は手作業にします。3D原型も仕上げは全て手作業で鋳造表現とか細部の仕上げをします。
・金網の部分はエッチングメッシュと型紙を付属させて、各自で切り出してもらう仕様の予定ですが変わるかも。
・砲塔の旋回と砲身の俯仰、車体機銃の可動、主砲塔上部ハッチの開閉選択、車体正面窓の開閉選択が出来て他は全て閉で固定の予定です。内部表現は無いので窓を開ける場合は要改造かごまかし。
・デカールの類は付きません。砲身はカヴェなんたんで使った様な3Dプリントしたアクリル樹脂部品の予定。
・透明部品は付けないので灯火のレンズは各自でお願いします。

こんな感じです。なるべく出来と作り易さと価格のバランスが取れるようにしたいなと。

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資料について。今回資料として使うのはネットの拾いもの画像&記述のみです。探したけどセンチネルでまとまってそうな本は絶版の洋書しか無いっぽい。グランパの特集まではわからないので調べてませんが、海外サイトが十分詳しいのでいいかなーと。
毎度言ってますが、少なくとも海外の戦車や戦闘機などに関しては海外サイト、できれば母国のサイトを調べましょう。日本語のサイトだとたいてい間違いだらけです、そもそも少ないし。ウィキペディアも日本語版でなく英語版から自分で訳を確認したほうが良いぞ、ちょいちょい省略しすぎて間違った説明になってたりします。

以下、特に詳しかったり写真があったりしたHPを紹介します。全て英語の海外サイトです、スマホでつなげるなら自身の環境を要チェックで。特にリンクだめってことも無いはずなので勝手にリンク貼ってます。

これらのサイトで特に1と4は他の戦車も大量に載ってる便利なサイトなのでお気に入りやブックマークにしておくといいぞ。

サイト1
TANK ENCYCLOPEDIA(別窓で開きます)
前にも紹介した戦車専門のWikipediaみたいなもの、カナダの人が運営らしい。どの戦車も詳しいので戦車好きなら覚えておきたいサイトです、けっこう有名。センチネルは上のタブの「WWⅡ」→「Oceania」→「Australia」をクリック→左のほうにある一覧から選択、で個別ページに行きます。

サイト2
King’s Hobby Shop(別窓で開きます)
オーストラリアの玩具屋さんのHPです。個人店っぽい。リンクはトップページに貼ったので、センチネルのページに行くには上の淡いオレンジ色の帯の一覧から「AC1 SENTINEL」をクリックしてください。写真が置いてあるページに飛びます。
HPに加えてFacebookに大量に写真を載せてらしてて、今回これを参考にしています。個人の写真なのでここに上げはしませんが、各自で保存して自分で見るぶんには自由なはずなので興味あれば見てみて。自分がFacebookをやってないのでよくわかんないですが、FacebookのほうはHPにあるリンクをたどるか、Googleで店名+Facebookで検索→Facebook開いたら左タブの写真を選んでひたすら過去へスクロールして2014年10月のところ(大量にあるので流し見してても見つかる)、で探してみて下さい。Facebookって連携してない外部からリンク貼りづらいのが不便で嫌なんだよなぁ……。

ここの方のおかげで今回かなり助かっています。お願いすれば写真使用させてもらえるじゃろぅし、連絡とってみようかどうしようかと思いつつ放置中…。

サイト3
Australian Military Vehicles Model gallery(別の窓で開きます)
スクラッチで作られた1/35 AC1の模型があるサイト。ここのページ、古い形式で階層がよくわからず、自己紹介的なのが見当たらないのですが、多分オーストラリアのモデラーの個人HPじゃないかと。わかりにくいので、リンクは個別のセンチネルのページに貼ってあります。右下の「Back to Index」ってな所からトップページ(なのかも不明)に行けて、他の車両もなんか色々あります。

省略もありますが、総じてこれだけ綺麗に仕上げられるのはかなりの腕だなぁと。やっぱ海外勢すごいわ。

2018/12/09追記
どうもこの模型、ガレージキットらしいです。お客様から頂いた情報によりますと「コマンダーモデル」という所からレジンで出ていたそうで、それがコレっぽい。と言うかこのHPの人が原型をやってる本人っぽいんですが、HPがゴチャゴチャしててプロフィール見つからなくてよくわかんない。ちなみに定価は1万5~7千円くらい(多分)で、履帯は別売りでAFVクラブ製の分割式を指定してありました。日本での販売があったかは不明ですが個人輸入は可能だったっぽい、今は売って無いっぽい?

サイト4
www.Tank-Hunter.com(別の窓で開きます)
現存するWWⅡ戦車の写真を載せつつ簡単な解説も加えたサイト。型式の説明や概略が簡潔に書かれているので、詳しくない代わりに読みやすいです。イギリスの人が運営してるみたい。リンクはトップページなので、センチネルへは星マークの「Allied WW2 Tanks」をクリックして、写真の一覧の一番下に居ます。
画像は出典の明記とリンク貼りをすれば個人・商用とも転載OKと明記されてますので、説明に使うのに便利。カラー写真がいっぱいあるので好きな人なら一日潰せて楽しめるでしょう。

サイト5
AUSTRALIAN WAR MEMORIAL(別の窓で開きます)
オーストラリアの公立(たぶん)の戦争博物館的な所のサイトです。日本で言う社会福祉法人みたいな運営っぽい、多分。センチネルの戦時中の写真が載せてあります。
リンクはトップページです、センチネルの写真へは真ん中の検索窓で「Sentinel」などと入力し検索、結果ページのやや左下の「Photograph」の所の「View all Photographs」をクリック、小画像付きの一覧が出るので好きなのを見る。でどうぞ。
ここの過去の写真は基本的にどれも「著作権が無い(権利切れ又は該当者がいない)」であると明記があるので、勝手に使って構いません。根本的に写真の権利保有者が居ないからね。一枚ごとに明記がされているので、各ページの写真下にある「copyright」を確認してね。もっとも、転載する場合は出典の掲示はやっておきましょう。
上のほうの白黒写真もここから引っ張ってきました。

サイト6
World of Tanks EUフォーラムの1ページ(別窓で開きます)
ネットゲーム、略称WoTのコミュニティフォーラムの1ページです。画像でググってたらなんかヒットしました。トップからじゃ探せないので直リンクを貼っています。ゲームの雑談コミュニティのはずですが、「お前いったい誰に頼まれた?」ってくらい異常に細かい解説をしてる人が居ます。実車写真は許諾不要の選んでるっぽいのに模型の写真を頭にしてるので、ひょっとして1/35でスクラッチしたご本人かも?コメントまでよく読んでないので適当に言ってます。解説文がコピペで機械翻訳にかけやすいレイアウトなんで、楽に読めます。

**これに加えて、ウィキペディアのセンチネルのページにマニュアルのPDFがあります。ただ写真は特に参考になるようなのが無く、機会翻訳も難しい(スマホアプリでできるかも?)のであんまし嬉しくなし。

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続いて、既存のキットについて。プラモ(インジェクションキット)は当然無いです。レジンでも1/35・1/72は無いっぽいんだなぁ。大昔ならあったんかもしれんけど、ネット以前だと探せないんよね。下記のところに無かったらもう心あたり無いっすわ。

1/76レジンキット(イギリス産)
・メーカー:Milicast Models HPここ(英語、別窓で開きます、スマホ無理かも)
頭おかしいレベル(褒めてる)の実力派集団なのでてっきり作ってると思ったんですが、見た限りセンチネルは無かったです。ラムもグリズリーさえあるのに何故だ?絶版にして掲載してないだけかもしんない。ともかく有力なとこなので紹介しときます。
・ちょっとややこしいカタログへの順序(英連邦戦車の場合):左タブ「Categories」内の「Battlefield series 」→中央上の「British&Commonwealth」→国旗の横の「AFVs」→一覧が出ます。他国戦車も同様。環境によるけど字が小さい場合は頑張って拡大してみて。
・様々な欧米戦車のキットあり、現在も購入可能、同人でなく企業or個人事業主です。
・海外通販対応的なことが書いてあったので欲しい人は調べてみて。自分では買ってないので責任は持たんけど。

1/35レジンキット
・ありそうな気はするんですが、ヒットしませんでした。知ってる方がおられましたらツイッターでもメールでも加名で構いませのでご連絡いただけると助かります。

2019/12/09追記
お客様から情報を頂きまして、1/35でレジンキットがあったそうです。
お二人からそれぞれ別のキットの情報を頂きまして、
1:「コマンダーモデル」のキット。上の「サイト3」に載ってるのがコレっぽい。日本国内での流通は不明だけど個人輸入は出来てたっぽい。履帯は別売りでAFVクラブのものを使用。見た感じおおむね良さげ、細かい所では実物と違ってるかなーってところもある。ちなみに定価は1万5~7千円くらい(多分)。

2:「クロムウェル」のキット。同メーカーの最後の頃のキットで、これを出して間もなく活動終了したんだそうです。日本には少しは入って来てたそうですが多くはなく、他所メーカーからの再販売も無いっぽいとのことで、完成品を見たことが多分ないそうです(ヤフオクで見たような…、勘違いかもとのこと)。かなりレアものですが、情報提供者の方が持っていらして写真を送っていただけました。作ってないけど見た感じは良さげとのことです。写真掲載を快諾して頂けましたので、キットの部品状態の写真を以下にまとめて掲載します。

キット2の写真・クリックで広げる

情報を提供して頂いたお二方、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
お詫び。お一人目の方は情報求ムですぐご連絡くださって、その情報をここに追記したつもりでいたんですが、記載できていませんでした。遅くなりまして申し訳ございません。書いた記憶はあるので、どうも更新ボタン押さずにブラウザ閉じて新規文章消したっぽい…、たまにやるんですよね…反省。

1/144レジンキット
1/144はまぁ妥当にあります。質とかは各自で見てみて。

***

今回、実質よそのサイトの紹介だけですが、リンク先を見始めたらどうせ何時間も波乗りしちゃうと思うので今回ここまで。リンク先は情報量が多いものばかりなので、十分お腹いっぱいだと思う。英語は頑張って(笑)
次回からは3Dモデルの画像載せつつ、ここはこんな風になってんですよーってのを紹介していきます。

2回目:2018/11/18
車体と砲塔の3Dモデルの作成
今回から何回かは3Dモデルを作っていって形状とかの説明をします。初回で紹介しなかったぶん、特盛マシマシですんで頑張って読んで。
今回、ややこしい形状なので手作業原型では難しく、できる限り3D原型でいくか、せめて芯になるものを3Dで作ってしましたいところ。なのでなるべく詰めて3Dモデルを作っています。例によって3D CGモデリングソフトではなく機械設計を主眼に置いたタイプの3D CADを使っています。よって有機的な局面は苦手で、概略で書いて出力後に手作業で最終的な形状にもっていく方式です。この春にPCを新しくしたので快適、前のPCだとこのモデルは処理落ちして動かないと思う。

1枚目:全体像です。今んとここんな感じで、次の脚周りに取り掛かってるとこ。センチネルはM3中戦車系っちゃ系ですが、形状は全く異なります。車体だと唯一、一番前のデファレンシャルカバーが似てますがここも同じではなくオリジナルの部品です。
背中が開いてますが、ここは実車だと全体が別部品の板で、取り外し可能となっています。キットでは車体と一体にしてしまう予定です、この3Dではまだ板を作ってないので開いてるだけ。

2枚目:前から。まだ細部を詰めてないので右側フェンダーがありません、鏡像を作ってないのね。3Dの便利なとこは簡単な操作で左右反転した鏡像を作れるところ。手作業だと単純に2倍の手間ですが、3Dモデルならほぼ1個ぶんの手間で済みます。なのでなるべく片側を詰めて作ってから最後にドンで鏡像を作って完成させるわけね。もっとも、車体下部とフェンダーはプラ板から作る予定なので結局は手作業なんですけどね、3Dはバランス取りと切り出し用の図面を作る為に作るだけ。

前からの形状はけっこう変ちくりんで、ドラ焼きがのっかてる感じ。正面は車体・砲塔とも傾斜装甲ですが、窓があるのが弱点、車体窓の装甲カバーはぶ厚いですが垂直で、大きな弱点だったことでしょう。このため、AC3やAC4用に計画していた車体では車体機銃と左(機銃手側)の窓が廃止されて、右(操縦手側)も小型化されています。実物が作られたAC3の試作車AC3E1は変更途中的な車体なので、AC1とは別物ですが右の窓は大きな開口部として残ってて、機銃もありました。

3枚目:ここから車体のややこしい部分。作ってる途中の画像です。ここのブロックが一番ややこしい事になってるので苦労しました。機銃が左に寄っていますがそれを除けば左右対称な形状なので、まず機銃を無視して左半分を作って鏡像で右を作り、最後に機銃の部分を足すという方法で作ります。その説明の為に画像取ってみました。細部も作った後ですが、この後で他とくっつけて見てバランスが合わない箇所を直していったので、次の画像とは微妙に異なります。

実物ではこのブロックは車体上側全体と車体側面まで一体部品で鋳造されています。鋳造なもんで各面の繋がりが微妙な局面ばかりで苦労します。3DCADだと角を丸める処理はフィレットというボタン一つでさくっと出来るのですが、自動演算なぶんある程度の制約があり途中で曲率が変化していく様な面は自動ではできません。自分で書くと超面倒なことになるので妥協して近い形状まで作っておいて、出力後に詰めます。

4枚目:仕上げた状態です。機銃のでっぱりの上面は上手く自動処理できなかったので妥協、本当はもっとなだらかに後方とつながります。側面と窓周りこそ垂直ですが、他は垂直、水平な面がほとんど無い複雑な形状です。手作業だと確実に寸法が狂いまくるので、このブロックは外注3Dプリントでディテールまで入った状態で出力し、細部の局面の繋がりを調整するだけで済む様にします。
観測装置(画像でドリンクホルダーみたいなとこ)だって斜め下向きに生えてるかんね。観測装置自体は英国式っぽいですが、装甲シャッターがついてるのが特徴。コレって英国戦車であったっけ?なんかどっかで見た気はするんですが。
機銃の取り付け面も少し斜め上向き、機銃の根っこは輪郭はこんな感じです、実物は当然穴があります。窓の周りも複雑で、跳弾の為らしき起伏が底面にあります。側面の小窓とライトとガードは別部品ですが、取り付け位置を決めてガイドの段差を作っておきます。ライトガードは真鍮帯板を冶具に合わせて曲げる方式の予定です。

5枚目:下部だけ無しの車体。実車ではこの画像からデファレンシャルカバーを抜いて、下部側面を付けた状態が車体ブロック部品です(厳密にはもうちょっと細かくあるけど)。
キットではこの分割が悩みの種でして、本当なら上面の端から端まで一体にしたい所。
ただ問題があり、まず正面のブロックが複雑すぎて抜くのが難しい、安全見て分けておきたい。
更に、ターレットリングのすぐ後ろ、後部部品と繋がる角の所にえぐれた箇所があるんですね(画像でも一応見えてる)、これが引っ掛かるので真上に抜ことができません、えぐれた部分どうしよ…、別部品かなぁ…。
更に更に、真ん中と後部のブロックの両サイドの張り出しは下が抜けていてリブがあるんですね、吸気口になってるの。キットでは流石に開口まではしないものの、窪ませてリブは再現するぐらいはしたいところ。なので側面を横に抜くのでなく張り出しの所で上下に抜きたい、そしたら前のブロックはやっぱし分けないと難しいなと。
そんな感じなので、上半分は一体化せずに2個か3個に分けます。合わせ目の処理が必要になるけど勘弁してください。鋳造だから適当に繋いで最後パテで荒らせばいいんでそんなに手間でもないかなぁと。

6枚目:下部側面とフェンダーと。下部側面と底はよくある感じのバスタブ状にしてやって、フェンダーまで一体化させる予定です。デファレンシャルカバーは別部品で。戦車のフェンダーはだいたい薄いですが、この子の場合特に薄くない?2mmもなくない?って感じなのが困る。
実物ではサイドは曲げてありますが、キットでは曲げぶんを厚みに使って0.8mm板で平たい板にして、前後を自分で削って薄い感じにしてねって予定です。上面に補強の窪みスジがあるのでエッチングでもやりづらい形状ですし、そんな大型エッチングは高いので却下。0.8mmの帯だと単独の部品では変形するので車体と一体成型してそれを防ぐつもり、車体との間に補強リブも付けておいて作る時に切り取る方式でいきます。
このフェンダーの上に車体サイドの張り出しと吸気口のエグれた部分が来るので車体上下は一体化せず分けることにしました。カヴェなんたんで全部一体化ドンがけっこう楽だったのでやりたかったんですが、この子では無理だわ。

2回目の続き、流石に多すぎなんで分けたよ。砲塔と箱の説明します。

1枚目:仕上がった状態の砲塔です。この砲塔の特に側面から下にかけては曲面が複雑すぎて描ききれないので、近い所まで作ってプリントして手作業する予定です。どうせ表面は削って盛ってになるので細かい部品は作っていません。どうせ大きくいじるので、家のボロい3Dプリンタ様にやらせるつもり、外注コスト浮かせたい。
画像では一体ですが、砲塔前面の板は別部品にする予定です。実車で別で、キットも別部品感が出るようにしたいので。
砲身の可動は頭悩ませた結果、目印刻印しといて軸を各自で穴掘って軸ぶっ挿してもらうかなぁと。きっちりとした軸をレジンでやるのってかなり無理があるんですよね。無難に固定しちゃう人も多いでしょうし、可動用に部品増やすのもなぁと思って事後加工でやってもらう方が結局楽に作れるだろうと。
あと、キューポラの上面は別部品です、中はある程度までくりぬいておくので半身の人形なら入ります。

2枚目:防盾をやってる途中。機銃のせいで独特な防盾なんですが、一番悩んだのが後面の形状です。写真で写りにくい位置なので形状がよくわからないんですよね。ゆるい曲線でつながってるっぽくって形状をとらえるのに難儀しました。画像は途中で、まだ防盾が前に突き出し過ぎています。防盾の形状と砲塔と動作範囲の関係性を絶妙に調整してやらないと正しい形状にならないのですんごい試行錯誤しました。
可動部の周りってクリアランスの都合もあって難しいんよね。可動部は実物だと5mmもあれば十分な隙間ですが模型だと5mmの1/35は約0.14mm、金属の機械加工ですら誤差で潰れうる数字です。レジンってのと手作業で作るのを考慮すると、キットの隙間は設計値で0.3mm確保しときたいんですが、そうすると形状に影響が出るわけで、難しいところです。またこの防盾と基部の形状がメンドクサイ感じなんだわ…、回転運動だからRの調整でややこしいのなんのって…。

3枚目:仕上げた防盾。機銃が覆われてるので太くてステキ。これ冷却装置付きだそうですよ、戦車設計の経験無い割りにけっこう凝ってる。一個の部品で済ませますが、機銃の突き出しに上手くレジンが流れてくれるか心配なところ。気泡が残りそう。あとゲートどこに持っていこうかってのも悩み所です、表面全部鋳造肌だし。アンダーゲート的にやるっきゃないかな。

4枚目:後ろ側。この3Dモデルだと内側はしっかり作ってません。外注3Dプリントする都合で厚みは全部1mm残しておきたいんですが、綺麗にくり抜くのが難しいので後からルータで削りこみます。くり抜きはCADで自動演算する機能もあるんですが、こいつ複雑で欲しい感じにできんかった。後縁も少しだけ理想と違う形状なんですが、3Dで直すの面倒な形状なので後から手作業でいきます。

可動のための軸は両側の穴のとこからそれぞれ砲塔部品ごと開口してもらって軸挿して最後にボルトの部品を貼ってもらえばよいかなと思ってみたけど、やってみにゃ具合がわかんないなぁ。大丈夫なはずだけど、どっか間違ってたらぶつかって動かんってなるから心配なところです。

5&6枚目:砲塔の後ろの箱。何が入ってるかは知らんけどとにかく箱。これでもかってくらい斜めに面を組み合わせた形状です。なぜ普通に長方体にしなかったのか、設計したやつを問い詰めたい。おかげで地味にメンドクサイじゃないか。別に何かに当たるとかないのになぁ…、英国移民だから英国面が出るのかやっぱし。
上面のロック金具は別部品にします、この子のはやや大きめのやつで別にしないと上手く抜けないと思うので。4つあるディテールがヒンジです。けっこう小ざっぱりしてます。

6枚目のように、実車でこの箱は後ろに開くので砲塔上からでも触りやすいようになってます。砲塔との取り付けは砲塔後面に丸い突起部があり、そこに箱の中からボルト留めしてるっぽい。キットでもこの外観は再現します。

7&8枚目:フェンダー上の箱。左右対称なので原型は2個作らにゃならん、左右同じにしといてよ…。画像は左用ですが、この箱が英国面な形状でして、何でこんな複雑なことしてんの?って感じ。車体の張り出しをかわすだけならここまでしなくて済むだろうし、容積もあんまし増えないのに何で余計な斜面とかつけたお前って問い詰めたい。前面の斜面はひょっとして厚みのある装甲板で傾斜装甲でってなってんのかもしれないですが、雑具箱にそこまでするなよと。曲げと溶接で作ってるっぽいですが、こんな無駄に歩留まりの悪い形状で図面書かれたら現場はブチ切れてるぞ多分。
下面にある半丸の欠けはフェンダーの取り付け金具を避けるためなんですが、ここも円弧状の底板がちゃんとあって底抜けてません。いちいち円弧状に曲げた板を溶接してるくさい。じゃぁ四角か三角に切り欠いたほうが楽じゃないかと問い詰めたい。半円で欠くんじゃねぇと問い詰めたい。

キットではロック金具は別にして、あとは一体で。ヒンジは位置的に写真で確認できないですが、砲塔の箱と同じにして自然な感じにしました。抜くのはそれほど難しくない形状なんで許す、実物で作るの無駄に面倒だったろうなぁ…コレ。

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こんな感じで、なんか進んでるように見えるんですが実物の原型が存在するわけじゃないので進捗0%とも言える状態です。3Dモデルって何かすごそうに見えますが、ソフトの操作覚えるだけなら大体の人はすぐできるからね。模型初心者がエアブラシ使ってる人すげぇって思ったりするのと同じで、単に道具に触ったことなくて知らないだけです。触ってしまえばなーんだ俺でも出来んじゃんって程度のもんだかんね。ここまでで実工数だと40時間くらいなもんです。手作業より遥かに速いよ。このページ作る前から作業してたので1週間でここまでやったわけじゃないぞ、勘違いなきように。
大型ガレキだと大事なのは分割や抜きを考えることのほうで、そっちで悩んでる時間の方が長いかも。こればっかりは毎回がお勉強なのでなかなか思うように行かず難儀します。
形状的には一番ややこしい部位の車体正面が終わったのでちょっと安心ですが、次はこの子の鬼門オブ鬼門である懸架装置です。3Dは半分くらい終わらせたけど生産を考えたら頭イタイにもほどがあるよコレぇ……(泣)

次回更新は1週間後の予定です、この下に追記します。

3回目:2018/11/24
脚周りの3Dモデルの作成
車体の次は脚周りをやるよ。戦車の場合、その構造上ややこしい形状の場合が多く、模型で鬼門となりがちな部分です。特にM3/M4中戦車系の脚周りは実際の機械部品としては合理的なんですが、模型としては再現しづらいもので、プラモでもここがネックになってるキットが多いです。ドイツ戦車やソ連戦車がキット化されやすいのってこのへんの事情もあると思うのん、トーションバーのやつは楽だもの。
~とりあえず説明~
センチネルの場合、転輪の懸架装置はぱっと見はM3中戦車の形状違いっぽいですが(筆者もそう思ってた)、実は違います。コイルばねを中央に横置きしたHVSSにあたる構造です。ご存知の通り、M3/M4の標準の懸架装置はばねを垂直置きするVVSSで、後に大きくデザインを変えたHVSSのものになります。センチネルのやつはフランスのホチキス(仏語読みだとオチキス)社のH35系戦車に類似したもので、アーム部分のデザイン的にも直接参考にして作ったようです。ただ、真ん中の支柱の部分の造りはH35とは異なりM3のものを参考にしています。足して割った感じ。
両方式の利点と欠点は、H35のような単純なHVSSは「大きいバネ、しょぼいバネが使える」反面「アームが大きく重くなる」で、M3のVVSSは「アームを小さく軽くしやすい」反面「バネを長くできず、より強いバネでないといけない」って感じ。ちなみにM4後期のHVSSはダンパとか付けたより高度なものです、H35とは構造が違う。
ばねの強いとかしょぼいとかは「ばね定数」ってものの違いで、単純に言えば高度で高価なばねの方が少し縮めただけで強い力で反発するよってこと、そのぶんばねが短くて済む。弱いばねで強い力を出そうと思うとバネを長くして大きく縮める必要があります(それでも限度があるけど)。想像するに、豪州だと高いレベルのばね鋼を作れず、小型のVVSSに使えるような「短くても強い(ばね定数が大きい)」ばねが製造できなくって丁度いい大きさのH35の構造にしたんでねぇかなと。米国なら材料工学が進んでいましたから、材質で困ることは無かったんだけどね。それでもVVSSではどうしても地形追従性や揺れの収まりが悪く、HVSSへと変更されたけど。
脱線したけど、そんなこと考えながら見てると模型に深みが出ますやん?戦車の懸架装置とか詳しくないもんで、細かいことは研究してる人捕まえて聞いてね。

1枚目:とりあえず完成状態の全体構造を。これ見てどう部品分割をして、それぞれをどういう向きで抜いてどうランナーを付けるべきか、想像できた人はすごい。金型屋とかで働いてどうぞ。ぱっと見の単純さとは裏腹に、めちゃめちゃキット化しにくい構造してるんですよコイツ、今から頭イタイ。以下、順を追って愚痴っていきます。

2枚目:完成状態をバラしたもの。軸のボルトとか小さいものは省いてますが、他はこれで1組ぶんあります。向き適当なのは勘弁して。多いでしょ?既に嫌な予感するでしょ?でもね、数の暴力だけじゃないんだこれ、1個1個がメンドクサイことになってるんだ、心底これ考えたやつシバきたい。実物としてもけっこうメンドクサイと思うんだけどなこれ……。

3枚目:作る過程を説明してみる。画像は検討段階の簡易モデル。
採寸してるわけじゃないので、写真からの推定で寸法を決めていきます。今回だと転輪の径はM3/M4と同じとみてほぼ確実なので、転輪を基準に他を決めていくわけ。毎度言ってますが、ネットや雑誌で拾える三面図は正確じゃないのでアテにしてはいけません。寸法が入れてあって製図者が明記されてて、どういう目的の図でどの程度まで調べてるよ、ってのが記載された図面でない限り、ただの参考程度の絵でしかないよ。
最初に輪郭を決めてやらないと後で変えるのは面倒なので、こうして単純化したものでおおまかな寸法をまず決めます。もっとも、今回はかなりややこしかったのでけっこう細かな変更をくり返すことになったんですが……。

4枚目:ある程度まで作ったとこ。キットでは可動しませんが、可動部である以上は動きがわかるような見た目にしたいところ。全体を一体化しちまおうかとも思いましたが、流石にそれでは実感に欠けるのできっちり分けることに。真ん中の横向きのタケノコみたいなのがばね(を覆ってる蛇腹の装甲)。車体側面に置いてみて、全体のバランスを確認していきます。

3回目の続き、ややこしいもんは説明すんのもややこしいからややこしい(語彙力0)。個々の部品についてはこの後に続くよ。

1枚目:ミスった画像。さてどこがおかしいでしょうか?。これね、転輪の幅が違ってたの。転輪の幅はわかってるので最初から決めておいたつもりなんですが、なぜか全然違う数値入れて設計しちゃってて、こんな太いっけかなーとは思いつつも数字合ってる”はず”だからなーと他の部品まで進めてしまってたのね。おかげでアームと支柱を直すはめに、アームはともかく支柱は影響が大きくて大変でしたよもう。この手の思い込みによるミスはよくあるので確認の上に確認を重ねませう。

2枚目:これも途中の画像。最終形とは起動輪基部と車体の分割線(青い縦線)との距離が違う、開きすぎてる。車体のほうは大体決めてあったので、起動輪の部品とそれぞれ検討してみて結局車体側がおかしいと判断して車体の分割を1mm×2か所直して修正しました。こういう風に、AとBの関係が狂ってるけどどっちがおかしいのかわかんねぇコレってのが頻発します。アングルの違う写真を何枚も見比べて妥当な所を見つけていくしかないです。3Dだとこの試行錯誤が楽なのが嬉しいですが、1/35の3Dモデルを画面で見るのと実物の写真とでは見え方が違ってくるのでけっこう大変。

3枚目:完成状態の透視図。板状のアームに間をつなぐ板、真ん中のバネのとこや可動軸の棒、などなどの要素が全包囲攻撃をしてくれてて、どうヌクのこれ?って感じ。真ん中の蛇腹だって、モナカだと綺麗にならないから厄介、軸方向に分割したい(画像で左右)けど、湯口を作りにくい。メンドイ…。アームと支柱との位置決めは小さい凸凹を設けておくつもり、少しの凸凹ならシリコンならいけるし。この凸凹もどっち側を凸にするか?ってのを考えないと抜きやすさに関わるので適当には決められません。

4枚目:斜めから。上部の小転輪はM3/M4とは違う部品で、ゴム部分もオリジナルっぽい。ここは軸を別部品にするので上部だけで3部品アイェェ…。上についてる穴+ボルトが厄介で抜くのが難しいんだわ。
転輪の軸のボルト(茶色のやつ)も別部品。そうでなくても抜きづらいので、欠ける部分はハナから分けておきます。

5枚目:透視してないのを斜めから。外側に付いてるバネと座金+ボルトも別部品で。このばね、真ん中のと繋がった1本ではなく、別にもう1本が外に付いてるっぽいです。余計な揺動を抑える為かな?細部の小さいボルトは彫刻しないで後から別部品を植えてもらうんですが、地味に数があって面倒です。まぁ目立たないから無視しても問題ないんだけども。抜きようがないんだもの。

6枚目:完成形を横から。いい具合になったはず。履帯はどうせ流用なので簡易的に描いただけ。フェンダーとの関係を見るために必要なだけだしね。車体は完全に終わってはいませんが、全体のバランスは確定しました。後はディテール入れて、抜いたり位置決めのための凸凹を考えるだけ。転輪同士の間隔はさんざん悩んで決めました。
ちなみに砲身は仮です、この子の2ポンド砲は自国製造らしく、普通と違う段差が多いやつなのでカヴェなんたんのが使えません。

7枚目:ちょいアップで。お気づきでしょうか?写ってる2組でばねの付き方が逆な事を。片側3組ある内、前の2組はバネが後ろに出て、後ろ1組は前に出るのね。たぶん泥が詰まるのを嫌って、一番後ろはバネを前に持ってきたんだと思う、前2組は後ろ向きのほうが泥かぶりにくいし。この違い、ネットで拾った3面図や図鑑の図だと再現されてなかったよ。3面図だけ見てるとこういう地味だけど意味がある違いに気づかないからきっちり実物写真確認しようね。
まぁ、全部の個体がそうなのかは確認しようがないんだけどね。ただ当時の写真でも向きの違いがあると確認できたものが居るので、現存車両だけの特徴ってことは無いはず。

8枚目:前から。履帯を透視した状態です。この子の特徴で、起動輪と車体との間がえらい開いています。デファレンシャルカバーはM3/M4とは取り付け方が異なり、それが要因の一つ。カバーのとこだけ車体が幅狭になるよ。内部の駆動系はM3のを簡略化したもので、同じ部品もあるだろうけど全く同じではないぞ。
3Dで作ったらセンターがズレていないか、部品が干渉してないか、組み立ての手順、といったことを確認します。脚周りみたいに、きっちり面でくっつかずに、軸や円周に接して位置が決まるような部品はミスってると一発で組み立て不能、修正不能とかなるので特に注意します。

3回目の続きの続き、個々の部品の説明。

1&2枚目:転輪のアーム(と言いにくい形状だけど)。この部品が今回一番厄介です、超しんどい。見ての通りどう抜けばいいか頭を抱えます。じゃぁ分ければいいじゃないってなりますが、これ鋳造と溶接のごった煮で、下手に分割すると見た目が損なわれるんですね。ついでに、真ん中と両側で分けたとして組み立てがかなり不安定になるはず。インジェクションキットのような位置決めは無理があるからねぇ…。
なわけで一体にしたんですが、2面じゃ厳しいから3面か4面型になるかと。湯口もどうしよって感じ。どう見ても1型で1個ずつしか抜けないわけね。これ1台につき12個必要なわけ。

ど な い せ え と ?

ここが鬼門と言う意味がおわかりいただけただろうか?もうね、力技ですよ。考えるの辞めた、てか考えても無駄。手数で殴る。シリコン型10個作って殴る。開きなおるしかないってばコレ。

ついでに、ほんとはもう少し薄くしたいんですが危ないので気持ち厚くしています。プラモ全般のネックは厚みね、わかっててもどうしようもねぇんだよって部分だかんね、こればっかりは。

3枚目:支柱のとこ。ここもけっこう厄介、コの字になってる部品って基本的に湯口を設定しにくいのね。これの場合、向きの違うコの字が二つくっついたようになってるでしょ、むずいよ。1個ずつなら抜けるけども何個か一度にってのが難しい。でもって1台につき6個必要。やったね!アームの半分で済むよ!

4枚目:転輪。これ抜くのは問題ないけども、別の問題がちょっと。穴の数が4個6個8個の3種類があるのね。穴が開いてる外観部分はホイールキャップらしく、薄い板の部品で内側に別部品で支柱があります。なのでキャップは何でもよいみたいで組み合わせがマチマチ。戦時中の写真だと4個が多くて8が少ないけど6も無くはない。現存車両は混ざった状態の個体ばかり。キャップ部分を別にすると面倒なことになるので悩みました。結局、片面を4個、もう片面を6個にします。組む時に欲しい外観にしてもらって、内側になるほうは一致してないけど気にならないでしょ、ってことでひとつ妥協してください。
この転輪のゴム部分はM3/M4と同じっぽい、供給してもらったんかしらん。

5枚目:誘導輪の基部。抜くのがめんどくさい形状だけど数が少ないので許す。もう感覚がマヒしてきた。ボルトは別部品にします。長穴で取り付けられる部品ですが、貫通させると壊れると思うので窪みにしています。誘導輪との位置決めは小さい凸凹で。誘導輪自体は特に問題ない形状なんで説明省略。

6枚目:起動輪の基部。どっかで見た感じ。おおむねM3/M4と似た感じなんですが、少し形状が違います。根本の段差は前の軸の周りのみで、後ろのフタの周りは盛られてません。またこの部品どうも2種類あるみたいです。現存車両で左右で異なってる個体がいます、前側のボルトの部分を見るとわかりやすい。もう1つのほうはレアケースっぽいので無視して、画像のタイプのみでいきます。

7&8枚目:起動輪の筒の部分です。これの分割も迷ったのですが、内側になる部分(8枚目)のボルトが目立つため再現しないわけにもいかず、真ん中でぶった切って2個に分けました。あと歯も別ね。内側のボルトは欠けると直しにくい場所にあるので別にしといて貼る方式で。この筒もなんか2種類あるっぽいです。リブが無いやつがあるみたい。現存車両で左右で違ってる個体が居ます。ただそうじゃないのも居るので何が基準かわかんねぇ。
なので、2個に分けた内側用はリブ無し、外は有りで造りますた。内側はリブ無い可能性高いし。もし外側もリブ無しにするなら、無しの部品を外に使って、内側はリブありを適当に削って使ってもらえばよいかなと、どうせあまり見えないし。

9枚目:起動輪の歯。この歯はM3/M4と一緒、履帯の都合もあるしね。内側の穴が無いやつも使われていますが、見栄えが良い穴ありのほうにします。起動輪と一体だと欠けが怖いので無難に分けました。
履帯はM3/M4のを使っていますが、専用に開発した鋼製履帯もありました。ピッチが違うのでそっちの時は歯も専用のものに変えてたっぽい。ただこの履帯は結局使ってないみたい。また、M4の鋼製履帯(T49)を付けたこともあったっぽい、現存では1台つけてます。

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はい、けっこういっぱいやったのでいっぱい載せたよ。車体の修正もあったからけっこうな量だったよ。3Dモデル作るだけでも面倒だけど本番は複製の時だよ。どう考えても地獄だよ。
モデル化してみてよくわかった、これインジェクションキット無理だわ。マイナーなのはともかく個々の部品に手がかかりすぎる。脚周りの分割増やしたら文句言われるの目に見えてるし、分割しなけりゃスライド金型だけど数すごいし。車体は鋳造表現を金型でやるの大変だし、スライド確定だし、バリエ展開できないし、どう考えても割りに合わない。そもそも設計段階で躓く予感しかない。
ってことだから幻のキットになりそうなので買おうね(販促)。

次回更新は1週間後で、残ってる車体細部と背中のパネルの他、機銃や細かい部品を終わらせます。それで3D自体は終了、3Dプリント用の加工したデータを作って外注に投げることになります。さ来週の内には発注まで終わらせないといけないなぁと。

4回目:2018/12/02
細かい部品
大きいのは大体済んだので細かいとこ行きます。今週はあんまし進んでいない上に、土曜に広島まで行って飲み会で寝カフェで朝まで漫画読んで帰ってきての今日なもんで、超やる気が無いので適当にお茶を濁していきます。

1枚目:全体形を。右側の脚回りは付けていません、大した手間じゃないけど無くても困らんので後回し。細かい部品がくっついた他、車体の前側の部品も更に調整が入っています。ほとんど形状が出た状態ですが、実車写真と比べてみていい感じになってるような感じはします。
この手の見た感じの印象は人間の心理的に、作業してる最中や直後はすごくプラス補正がかかって見える、ってのがあるので一日二日置いてから見直すのがポイント。この翌朝見たら何じゃこりゃってなる経験は皆さんあるかと。凹まず大人しく修正していくか、目を背けるかで最後の質が変わってくるので頑張ろう。

2枚目:砲身です。この子の2ポンド砲って、英国でも使ってるやつのテーパーになってるタイプ(旧タイプ)の個体と、この画像の段差が複数あるタイプの2種類が居るっぽい。画像のやつは英国では使ってないよね多分。オーストラリア国内で生産したタイプなのかなぁと思っていますが詳細不明。テーパーのついた砲身を製造できずに強度的に不利なのは我慢して複数の段差で対処したんかなぁと。キットでは3Dプリント品で付属させ、材質は変形しにくいアクリルにします(カヴェなんたんと一緒)。

3枚目:車体前面のアップ。存在感のある物体が中央にチン座しております。Googleで検索すると「センチネル 機銃」が候補に出たり、画像でもここをネタにしたものがあったりで、やっぱしこれみんなチ〇コに見えるんやなって。この手の感覚は万国共通なのか、外国の人もここをいじってるのが多くありました。

前面の窓の装甲カバーは別部品としますので、開状態でも組めます。ただ車内は再現してないのと窓は開口せず窪み表現のみなので開ける場合は少し改造して下さい。

側面のライトカバーは真鍮帯板を冶具に合わせて曲げる方式。広島市内の東急ハンズで材料探したけど適当なの無かったので大阪ホビーランドで通販せな。模型用の金属材料って小さすぎるので一般的なのが使えず、模型向けに売られてるのじゃないと無いことが多いから困る。

側面の窓は別部品にしますが閉固定です。まぁ切ってもらえば開くのも難しくはないけど。この窓と装甲カバー、車体のと砲塔のでサイズが違うので2種類の原型が必要になりました。

4枚目:チンコ機銃です。大きさが把握しにくいので地味に苦労しました。先端の微妙な曲り具合がもうお前わざとやったろって感じで変態紳士ポイント高いです。裏側は球状にくりぬいてて、基本固定の予定ですがボールジョイントを仕込めるようにはなっています。どうも小さいボールジョイントの市場在庫が薄いみたいなので、必要数を確保して付属さすのが難しいかも。探してはみますが、無かったら可動にする人は自分で手配して~にします。

この機銃と砲塔の機銃、前に装甲を被せて水冷にもした凝っことしてる、って書いたんですね。てっきり「機銃を装甲で覆いたい→冷却が要るので水冷に」っていう流れだと思ってたの。ですが調べてみるとこの関係が逆だとわかりました。おじさん本来は飛行機メインの人なもんで、戦車の副武装ともなるとまるで詳しくないので誤解してたわ、オーストラリアの人ごめん。
空冷のベサ機銃を使いたかったけどオーストラリアでは生産しておらず、輸入も戦争により期待できなかった。で、国内生産してる機銃で使えそうなものがヴィッカースの.303重機関銃(英国規定では中機関銃)だったと。これはソ連で有名なマキシム機関銃を元にした水冷機関銃で、英連邦標準装備のエンフィールド小銃と同じ.303ブリティッシュ弾(7.7mm)を使ってた。旧式ながら信頼性の高い機銃であり、英国戦車での使用実績もある、本体も弾も国内生産してる。なので、時代遅れは承知の上で水冷機関銃を装備して、脆い水冷ジャケットを保護せにゃすぐダメになるから装甲化したと。

てかよくよく考えたらマチルダⅡMk.Ⅰが居たなそういえばと。あれもヴィッカースで重装甲で覆ってたなと、前例がちゃんと居たわ。ちなみにヴィッカース装備で重装甲で覆ってないやつはいっぱい居ますね、小銃弾や少しの弾片でもジャケットが破れて使えなくなるので戦車の武装としては実用的でなかった。マチルダⅡよりセンチネルの方がだいぶ遅く、英国戦車はベサ機銃に変えた後だったけどしゃーなしで実績のある方法を選んだ、ってわけね。奇をてらったとか経験が浅かったから行った設計ではなく、むしろ実戦と生産・供給をよく考慮した設計と言うべきものだったと。まぁ、形状はもうちょっと何とかなっただろと言いたいけど……。

5枚目:車体の観測装置です。基本は英国式のやつですが、可動式の装甲シャッターが付いています。このタイプ、他でも何かで見たような気がするけど気のせいかな?オーストラリアオリジナル?。地味に凸凹とディテールが多い部品です。真ん中の部分はプラ三角棒で作る方式でいきます。

6枚目:キューポラ。まだ微妙に詰めきれてませんが、90%くらいはできた状態。地味に細かいので、けっこう部品点数が多いです。ハッチは開閉選択式ね。キューポラ自体も接着せず載せるだけにすれば回転できます。観測装置の装甲シャッターも開閉選択で。車体とは形状が異なるものです。
2つ載ってる何かレバー的なものは、ハッチ開いた時のロック装置で合ってんのかな?これがけっこう面倒な形状でレジン複製では厳しいので3Dプリント部品を付属させる方式にする予定です。

7枚目:裏側。車体の底もディテール入れます。実車のマニュアルに底面の絵が載っておかげでだいたい正しい見た目にできてるはず。まだ全部のボルト・リベットを描いていません、もうちょっと増えるよ。底面はキット完成後は滅多に見ない部分ですが、再現されてると嬉しくなるのも確か。せっかく情報が手に入ったので再現するよ。今回は情報が多く揃ってるおかげで、1/35模型として仕方ない妥協はあるにしても、だいたい実物の形状や構造を表現したモデルに出来そうな予感です。

***
はい、そんなわけで細々したとこの紹介でした。後はフェンダー周りが残ってるのと、更に細かいボルトなどが若干残ってる程度です。今週の内に発注したいので、急いでプリント用の加工をせにゃならんなーと。3Dプリントをするにあたっては、なるべく安くするために内側をくり抜いて、複数の部品をランナーみたいなので繋げた1個のオブジェクトにして最後ファイル形式変換して~って作業があります。このくり抜きと繋げるのが意外と手間なんですよね。
特に外注する場合、DMM.makeだと1ファイル100MBのデータ容量制限があるのね。個々の部品を繋げて最後の変換をするまでファイルサイズがわからないもんで、1ファイルにギリギリまで詰め込むとなると何回かの試行錯誤をして部品を増やした減らしたせにゃならんわけね。今回は1ファイルでは絶対入らないので何個かに分けますが、多分苦労するだろうなーと。

外注プリントは納品まで1週間前後かかるので来週更新には間に合いません。てことで次回はプリント時のランナーにくっついたような3Dモデルの紹介と、もし間に合えば手作業でやる車体底部分の原型紹介をする予定です。急がな。

5回目:2018/12/09
外注3Dプリントに発注したよ
ほぼ3Dモデルが完成したので、外注3Dプリントサービスに出しました。細かく調べるのもメンドイし、どうせ使ってる機械は一緒なんで見積もりがすぐ出て簡単なDMM.makeに出しています。材質アクリルの一番高精度とその下で各1セットを出したよ。なんか価格改定になってて、材質によるけどアクリルは値下げだったんかな?なんか思ったより安かった。

あと、どうせ手作業だから大雑把で良い部品は家のボロい積層式3Dプリンタで出しました。品質かなり悪いけどどうせ芯だからいいや。
このキットを含め、数が期待できないガレージキットの場合は原型に掛けたコストはキット価格に影響するのでなるべく安くするように頑張ってはあります。カヴェなんたんの感じだとセンチネルも20個いくかどうか程度なので、原型で2万円使ったら単純に1キットあたり1,000円を原価で乗せにゃならんわけです。付属させる3Dプリント部品や履帯やメッシュ部品もあるから、シリコン/レジン代も加えてけっこういくのですよ。高額3Dプリンタだと元とるまでどんだけの高額キットを売らにゃならんか検討もつかんので、それよりはマシですけども。

水曜日(5日)の夜に発注して何も問題なく進んで木曜日の昼頃から出力に入ってくれています。たぶん週明けまで自動で放っておくんでしょうから月曜か火曜には発送してくれそう。早くて助かるけど注文少ないのかな?(苦笑)。

1枚目:グループその1。こっちは上から2番目の精度で頼みました、価格が倍半で違うので、大きい部品や妥協できる部品はこっちに入れたよ。ファイルサイズ的に100MBの外注制限内に入るか心配だったんですが、ソフトが変わったせいか何か軽くて楽勝だった。このセットで1個11,600円です。最高精度だと22,800円になっちゃう。この価格で楽できるんならありがたいっすわ、出力作業も丸投げできるし。

2枚目:下から。なるべくくり抜いてあるのがおわかり頂けるでしょうか?外注だと固定費+体積とXYZの最大値によって価格が決まるので、なるべくくり抜いて体積を減らしたほうが安いのです。複製するにも大きな部品はムクだとヒケるし熱もつしで不利だし。ランナーみたいなものは部品を繋げて一つにまとめるためのもの。3Dプリントだと樹脂を流すわけではないので、プラモのランナーとはわけが違います。こんな感じで繋げて、底面が一定になるように整えて、一体化処理しとけば適切な向きでプリントしてくれます。うっかり1か所だけ底面が下がってたりすると他が浮いたようになって支え(サポート材)が必要になったりするので気をつけよう。くり抜き作業はCADで自動処理する機能もありますが、複雑になると無理なので自力だざっくり描画します。肉厚が1mm~2mmになるようにざっと整えました。

3枚目:グループその2。こっちはボルトなどの細かい部品や0.2mmの微妙な段差が欲しい部品を突っ込んでいます。最高精度だと高いのでランナー部分もボルトの土台に使ってます。切ったらそのまま複製できるから便利。
こっちは6,955円でした、一つ下の精度だと4,217円。頭数が多いので配置がちょっと大変でした、輪郭をもっと小さくできるけど妥協したよ。
ちなみに、キューポラなんか見おぼえあるなーと思ってたんですが先日やっと気づいた、クロムウェルだこれ。少し違いはありますが、基本的にはクロムウェルと一緒の構成です。作ったことある気がするのに棚に居ないなーって思ったらクロムウェル作らず積んでたわ。

もはやどれ紹介したか覚えてないんですが、消化器や水缶やフェンダーの支えが今週新しく作った部品です。

4枚目:下から。これも底面が整うように注意してくっつけていきます。小物が増えるとくっつけるのにちょっと工夫が要り、本来は必要ない出っ張りを土台として部品に作っておいて結合とかすると楽。円筒部品とかがそのパターン。

~脱線~(本編はこの下へ)
せっかくなので、大して詳しくもないのに3Dプリントのオススメの話。
たぶん、フィギュアなどガレージキットの原型用で人気なのは光造形樹脂(UVレジン)が材質のやつ。特に「Form2」という機種が60~70万円くらいで個人で買ってる人もけっこういるらしい。毎度ながら、あくまで私の意見では3Dプリンタを同人の原型制作用に個人で購入するのはオススメしません。元を取れません、外注したほうが楽だし安い、元とるより前に同人やめる人が大半のはず。自分が家庭用3Dプリンタ使ってるのは単に考え無しに買っちゃってもったいないから、20万近くしたけどボロやった。

Form2って価格の割には確かにすごく良いと思いますが、UVレジンなのでそこそこ変形するのね。あと表面に不意に大きめの傷というか凸凹ができるてる時があって、イマイチあてにならない。1/10前後の女の子フィギュアの主要部品には向くと思いますが、彫刻が多くなると表面処理で苦労するかも。細い髪とか武器には厳しい、再販で半年後にもっかい型取りとかまず無理。
ディテール入れまくりなスケールキットの場合には向かないと思います。前に船でやったけど、使えんこたないけどアクリルのほうが確実だなぁって感じだった。表面の荒れ具合がコントロールできんのが痛い。あと3Dプリント部品を付属させるのにもイマイチ。細い/薄い部品だと曲がる可能性大。最近、海外メーカーでこの樹脂で3Dプリントしたアフターパーツがけっこうあるけど大丈夫なんかなと。飛行機の脚なんかはやっぱしダメだったのか見なくなりました。艦船用の小物は多く発売されていますね。
アクリルに対するメリットとしては価格の安さ。外注する場合もアクリルの安いほうと比べて4割引きくらいの価格になります。表面に彫刻が少なくって、どうせ手作業で表面処理する&しやすい形状で、1回シリコン型取りしたらもう使わない(経年変形しても良い)のであればこっちが有利かなって感じ。

今回のはアクリル樹脂のやつで、DMMだと「ProJet MJP 3500」って機種です。メーカーサイトだと既に後継機に移ってて、3600って新型で希望価格が1,000~3,000万円(仕様によりけり)。高いね、個人では無理ぽだね。でもそのぶん高精度です。
これの場合は出力の向きというか順番(?)が一定っぽくって、表面の積層痕が一定になるのが個人的に嬉しい。Form2のように不意に大きな傷とかで荒れないので、出てくる部品の質を読みやすい。積層痕も小さいので考えて彫刻しておけばディテールあっても表面処理できるし。経年変形が僅かしか見られないのもポイント高い、これのおかげで砲身をキットに付属できるようになったのは大きい。本体が高価なので外注するしかないですが、どうせForm2買っても元とるの超困難なんだから同じ額の金使うならアクリルで外注したほうが楽に質が良くなるんでねぇかと思う次第。
最高精度だとかなり高いですが、薄い箇所や細い箇所などの制限でどうしても必要な場合以外、安いほう(DMMでUltraのほう)で十分だと思うで。積層痕はどうせ最低限の表面処理は必要だし。

ってことで、「フィギュアなら光造樹脂でもいいけどスケールものはアクリルのほが無難」だよと。外注機会があればご参考に。まぁけっきょくは作りたいもの次第なんだけどね。

5回目の続き。ほぼ完成な3Dモデルをせっかくなので見せびらかすの図。完成といっても原型制作に必要な範囲までなので、砲塔の小物とか付けてません。吊り金具はそれっぽく配置してるだけで正規位置ではないよ。三次曲面に部品を配置するのけっこう手間だからやりたくないのよ、現物で検討したほうが早い。あとはフロントフェンダーの内面を付け忘れてたなーって今気づいた。砲塔は手作業で詰めるのでざっくりな輪郭です。

1~4枚目:どんなもんでしょ?元が特徴的な外観なのでそれっぽく見えるに決まってるんですが、実車写真と比べても齟齬を見つけるのは困難でねぇかと。スプロケの形状とか使用部品による個体差は間違いじゃないので別ね。脚を中心に意外と個体差あるよこの子。サーチライトとかも付くんですが、それらもここでは付けていません。あと実車は背面に燃料タンクを積めるんですが、積んでるケースは稀みたいなのでキットでは付属させません。現存車両で1台積んでますが、それ以外だとマニュアルの画像でしか見た記憶がないです。

こうやって戦車の全体像を作った時に意外と困るのが砲身だったりします。長さがはっきりわかんないんですよね。誰か測ってくれてりゃいいんですがね。写真だとどうしても違って見えてるのでなるべくアングルの違う写真を集めて最大公約数を求めます。センチネルだと現存車両で明らかに短い車両が居て注意が必要。現存車両は必ずしも正解ではなく、特に砲身はダミーになってることがしょっちゅう。挙句に砲身なんて消耗品なので1通りとは限らず正解が複数ある可能性も考慮せにゃならん。けっこう印象が違ってしまう箇所なので神経を使います、今回も完成段階で0.3mmほど伸ばす伸ばさんで悩みました。

この3Dモデルですが、こーゆーのがオシャレで好きだから欲しいなどありましたらお譲りしますので言ってね。頒布とか商用とかはちょっとなーですけど、3Dぐりぐりして遊ぶのとかは全く問題なし。ただファイル形式の適応があるんで、色変更とか加工はできないはずなのでそれでも宜しければで。形式は可能な範囲で何とかしますが何ともできん形式も多いのでそん時は勘弁してね。

5&6枚目:家のボロプリンタで出した部品5個。砲塔、砲塔の前、車体中央、車体後部背面の枠だけ、車体後面のボルトんとこ。砲塔はこっから頑張るよ。比較的どうにかなりそうな部品を選んだんですが、それでもやっぱしグダグダな出力です。リールに巻いた材料をノズルで溶かしながらソフトクリームみたいに積層していく形式ですが、外面はともかく内になる面が荒れやすく、少しでも張り出した形状になったり1mm以下の板になると一気に無理ぽになるのが困りもの。傾斜面も苦手でアールつけて優しくしたげてもダメ。このため綺麗に造形可能な形状はかなり限られます。メーカーの見本は有利な形状でしか出さないからアテにならんでよ。

6枚目は裏から見たものですが、天井に穴開いてます。水平方向への張り出しは苦手だから仕方ないけど困りもの。プラ板で裏打ちして、瞬間接着剤で補強してからパテで整えていけばまぁどうとでもなるからいーや。ちなみに造形時間は一番大きい砲塔で2時間50分でした。

**

そんなわけで、実際の原型にようやく取り掛かった5回目でした。来週は外注プリントした部品が届くはずなんでそれ見て悦に浸りつつ、胴体の手作業を進めようかなと。3Dプリントもどれも処理が必要なので急がにゃまずい。

ところでですね、以前1/35の既存ガレキの情報求むとここで書いたのを見たお客様から情報をいただきました。お二人から別々の情報を頂いたのですが、お一人目から頂いた時に情報を追記したつもりがミスったらしく出来ていなくて、今頃になってしまいました。今日届いた二人目の方の情報と併せて追記しましたので、せっかくなので皆様ご確認ください。このページの上のほうの1回目の記事の資料サイト紹介の下、1/35ガレキのところに追記しました。こっちで二重に書いてもいいんですが画像があるので重くなってもなぁと、面倒ですみませんがドバっとスクロールして見てください。

次回もまた1週間後にこのページ下部に追記予定です。

6回目:2018/12/16
外注3Dプリント部品が届いたよ
先週外注3Dプリントサービスに出したものが届いたので今回はそれを見せびらかします。水曜に届いてそこからちまちま削ってみたり寸法確認してみたりです。まとめてガサっと紹介しちゃいたいので写真1つにまとめました。スライドして見て。

1枚目:袋に入ってるとこ。2つあるのでそれぞれをチャック付き袋に入れてからプチプチで覆って、更にエアクッションの緩衝材を入れた状態で段ボールに入って来ます。部品が壊れないようにガードを付けてモデリングをして~って案内には書いてあるんですが、実際のとこ各部品の繋ぎ方さえ適切なら特にガードとかなくても壊れたりしませんし受注してくれます。よっぽど細いとか尖ってるとかの場合はガードが無いと断られるかもです。

2&3枚目:袋から出した状態。全体的に綺麗で3Dモデルと比べて何ら齟齬が無い感じです。そのまんまの物がサクっと手に入るので初めてやる人は感動するのでは?。デザインナイフと比べてもらったら大きさもわかるかと。PC上の3Dモデルは小さいものは実際より大きく見えるので、出力したものはこんなに小さいっけ、って感じになります。逆に大きいモデルは3Dだと実際より小さく見えるよ。このへんの感覚は何回かやってると慣れるけど、基本はマメに寸法を数字で確認すること。

4~6枚目:大きい部品のグループから3点をアップで。アップと言ってもあんまし寄ってないっぽく見えるけど、接写でもこれ以上は無理なのです。ポップアップで拡大さあせたらわかりますが、表面のシマ模様みたいなのが積層痕とゆーか何とゆーかなやつ(適当)。全体に入っていますが、これは最高精度で注文した小さい方のセットでもあんまし変わらないです。最高精度のほうがシマ模様が細かくて微妙に浅い気がするなぁ程度。この縞模様を処理してからでないと、いくら鋳造表現で誤魔化すとはいえ影響が出るはずなのでチマチマと削って整えます。深さは0.1mm程度なので慎重にいきたいところですが、アクリルはそこそこ硬い樹脂なので削る効率がレジンに劣ります。オール手作業より遥かに楽ですがひたすら地味な上に写真で捉えるのは困難なのでHPやブログには向かないですね…。3Dモデル自体はHPとかにすごく向くんですけどね、出力してからの作業は地味すぎて伝わらない。だから説明省略してプリンタで出せば済むんだーって思われがちなんですが、割と手間かかってるんですよ。まぁオール手作業に比べりゃなんてこたぁねぇですが。

7&8枚目:小さいほうから代表をアップで。ボルトや金具もいっぱいあるんですが、もはや写真で説明できる大きさじゃないので省略。せめてグレーとかなら写るんですけど、半透明じゃ白トビしちゃって無理。脚の部品は向かい合う2面がちゃんと平行に出来てて嬉しい感じ。仮組みしてみたら綺麗にはまってくれました、後はレジンでどうなるかだけです。こういった左右対称やら垂直平行やらの確実性が高いのが3Dプリントの利点の一つですね、手作業じゃどうしても限界があるもの。
起動輪の歯の部品は心配だったのですが、インジェクションキットの部品並みに綺麗に出来ててちょっと感動。これくらいなら表面処理の手間を考慮してもアフターパーツとして需要あるんじゃねぇかな? 起動輪がダメなプラモって多いし。

9&10枚目:それぞれ裏側から。裏側も綺麗にできています。裏はざっと整える程度で放置しても複製できるんで楽ちん。手作業原型だと作ってからくり抜いたりするとかなり手間だけど、3Dなら怖くない。後述しますが、裏側は基本的に白っぽく粉を吹いたような状態になっています。この粉っぽいのは落としておかないといけないらしいんでざっとペーパーやスポンジやすりかけてやります。

11枚目:説明の為に誘導輪のアップ。向きが変なのは勘弁して。このアクリル樹脂の3Dプリントだと、こんな風に表面が白く粉を吹いたようになる場所ができます。粉というか何というか、目の細い金やすりが目づまりしたような状態になってる。こうなるのは「真上から見た時に見えない場所」であるっぽい。誘導輪だと外周の下半分と、真ん中の窪んでる面全体が白くなってる。他にも、垂直な壁面に張り出しがある場合、壁面の内その張り出しの下が帯状に白くなります。白くなってる箇所は粉が詰まってるのと、積層痕の具合が他と微妙に違ってるので、白くない箇所と慣らす為に少し注意する必要があります。とはいえ、大きく深い傷ってわけではないので、この程度のクセで済むならありがたい。サポート材とかいって支柱が生えるタイプの3Dプリンタだと意図しない所にそれができて台無しになるかもだし。

12&13枚目:一通りペーパーかけてサフを吹いてみた状態。サフは1,000番をエアブラシで薄く吹いただけなので、あんまし色が付いてません、見づらくてごめん。写真だとほとんど積層痕がわかんないですが、まだ少し残ってます。もっぺん目視確認しながら表面処理してやって、形状を整えたいところ直して、本命のサフ吹いて、そっから鋳造表現入れて、って段どりです。鋳造表現を入れるぶん、完璧に表面処理しなくてもよいのでかなり助かるよ。

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以上、今週のぶんでした。他に車体底部品のプラ板切り出しもやったんだけど白い板の写真にしかならないので省略。まだ貼り合わせてないし。今回やたら駆け足で短くしてるのはですね、寒くてやる気しねぇんですね(暴露)。夕方ちょっとシンナー入り接着剤で接着したくて窓開けてたら寒いのなんので、閉めてもまだ寒いんでさっさとPC離れてコタツに移動したいんですね。

ってことで今週は軽く流しましたが、来週は車体の工作を済ませて、なんとなくの仮組み程度はしたいなと。あと脚の部品は複数シリコン型を作っておかないといかんので、最優先で型取りに入りたいなと。それもあるのでマルチタスクでごったごたな次回更新になるかと思います。ではでは。

6.5回目:2018/12/24
寝込んでる無理ぽ
いきなり申し訳ないのですが、今週の更新は作者病気のためお休みさせて下さい。
何か金曜から風邪っぽいなーと思ってたら思いのほか悪化してこの3連休完全に寝込んでました。多少はマシになってきたけどまだしんどい。作業にがっつり遅れが出たので年末で取り返すしかない感じです。
皆様もお気をつけください。うちの周り皆して体調不良で、うさぎさんだけ元気ってな状態です。

次回更新は年末~正月休みのどっかでやります。

7回目:2019/01/05
謹賀新年
遅ればせながらあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
もう世間は正月明けモードですが、個人的には15日まで正月扱いにして欲しい気分です。てか本来は15日まで正月扱いじゃないっけ?関東はもっと短かった気がするけど。てことでまだ正月の更新で間に合ってるからね、遅刻じゃないからね。

正月もなんやかやでそこまで進んではいませんが、おおまかには形ができてきました。3Dで詰めきっていない車体後部と砲塔の輪郭出しで手間どってる感じです。小物はほぼ済んでるけど、型取りしだすと邪魔くさいのでついつい先送りしています。

1枚目:大きい部品だけ仮組みしてみた。一緒に写ってるのはアスカのM4A2、大きさがわかるかと。M4とセンチネルは最低地上高はだいたい同じなので、高さ方向はだいたい比較できるかと。M4より車体が低くて全長が長くなっています。スマートなぶんセンチネルのほうが近代的でかっこよく見えます、まぁ真ん中のチンコ機銃で台無しなんですが……。
各部品は最終状態ではないのでその点ご注意を。特に後部と砲塔はまだ輪郭が完全でないです。車体や砲塔の刻印もまだ。適当なランナーの文字あさってるとこ。

2枚目:上から。センチネルけっこう長い。寸詰まりな感じのM4と比べると余計にそう見えます。戦車のような装軌式車両の幅/長さの比はある程度の制約があるのですが、センチネルは中でも細長いほうでしょう。センチネルのエンジンは330HPでM4より100~170HPほど小さいですが重量で3tほど軽く、接地長が長いので運動性はどっこいぐらいかな。

背中の白い部分はプラ板から作っていますが、製品では周りと一体化します。実車ではボルト止めでメンテハッチになってる。けっこう思い切ったことするなぁって感じですが、下手に手がこんだことしてないぶん潰しがききそうな気はします。
砲塔のキューポラは別部品なので接着しなければ回転します。砲塔のディテールはまだこれから、けっこうチマチマあって面倒です。

3枚目:前から。フェンダーがついてないので細く見えます。フェンダーはハルと一体化する予定。センチネルの車体は履帯の上に戦闘室が被さらないタイプですが、吸気口の張り出しがある独特な造りです。実際の車体は前のデファレンシャルカバーと背中の白い板のとこと底板を抜いて鋳造一体成型。参考にしたであろうM3/M4や英国の巡行戦車やマチルダとも違っていて、強いて言えばフランス戦車に近いような感じ。各国の戦車を参考にしつつ、自国の工業力で製造できるものにしたらこうなった、って感じでしょうか。

車体前方は一番ゴチャってて一番の見どころ。原型は接着できないので小部品が付いていませんが、もろもろ付ければ模型映えするでしょう。合わせ目は砲塔の前の部分の車体の分割だけ消せばOKになるはずです、中央車体と後部車体は一体化します。

4枚目:ちょっとアップで。だいたいの分割がわかるかと。中央車体と後部車体の合体がまだできてませんが、他はこの写真の通りの分割になります。この写真でわかるように、ハル側面とデファレンシャルカバー側面とが面一でなく段差になってるのが特徴。M4だと面一ですね。センチネルの駆動系はM3/M4ベースだけど完全に同じではないので、こういうことになるんかなと。この為に前から見た時の起動輪軸の見えかたがM4と異なります。おかげで起動輪周りのディテールの手が抜けない困ったちゃんです。

5枚目:車体下半分、ハルの部品です。よくある凹の字形です。上部との継ぎ目は隠れるので消さなくても大丈夫になっています。前部との継ぎ目は実物でも有るので放置でOK。脚回りは位置決めの段差を付けてあります。内部の仕切りは変形防止の梁です。車体上部は載る位置に載せていけば位置決めできるように調整しました。脚周りがメンドイ代わりに車体の組み立てはたぶん簡単。

6&7枚目:車体後部上面の部品。家のボロプリンタで出力したやつですが、あーでもないこーでもない言いながら大幅に形状変更しています。もともと3Dで描きづらいから適当なとこで妥協したせいもあり、ルータでめちゃめちゃ削っています。これでかなり時間食いました、なのでサフもまだ。盛ったり裏打ちしたポリパテの黄色が見えてるので苦労がわかっていただけるかと。裏打ちをかなりしないと無理な状態になっちゃってたので裏も元の形が無いくらいパテ盛りしてます。左右のシンメトリが崩れづらいのと、強度を確保できるので3Dプリントした意味はあるんですけどね。最終的には天面の板を貼って中央車体の部品と合体させた状態で1部品となります。一体化しないと変形したり位置決めが狂ったりしそうだからね。

8&9枚目:脚周り、組める範囲で組んでみた。1個づつなのと複製用の枝があるのとでこんだけしか組めないですが、とりあえず問題なさげ。転輪と起動輪はポッチに嵌めこむようになっていますが、するっと嵌めれば回転できるぐらいに丁度よくなってるのでご機嫌な感じです。複製でどうなるかが未知数ですが、上手くいけば可動もできんことないぐらいになっています、3D外注出力でよかった。今の状態だとぐりぐり回せるからね。接地させたら嵌め込みのみでは自重を支えきれないので接着が必要ですが、根性ある人は軸を挿して可動にしてどうぞ。写真の状態は仕上げ直前で、鋳造表現がまだです。

はい、そんなわけでいよいよヤバイ感じの年明けの更新でした。まぁいっつも原型は年越してるから平常運転な気もしますが。こういうややこしい大型ガレキの場合、3Dを利用してもホホイと簡単にできるわけではないんでっせ、ってあたりをご理解いただければと思います。生涯販売個数で20個いくかどうかなキットを苦労して作るのは馬鹿らしく思えることもしばしばなのですが、期待されてるお客さんも居るのでもうひと頑張りするかぁーな今日この頃です。
俺、このガレキが終わったら普通のプラモしこたま作るんだ……(フラグ)。積んでるズベの新版T-90作りたいのぉぉ。

次回更新は12か13の予定です。

7回目:2019/01/13
ちまちました話
ワンフェスまで1ヵ月を切ったとかデマでしょ。ここんとこ冬WFは20日くらいの回が多かったので10日だとすごい早い感じがするんですよね。忘れないうちに切符とらなきゃ。お品書きページも作らなきゃ。付属させる用の3Dプリント部品も発注しなきゃ。もう考えるの面倒だし部屋の片づけからしよう(死亡ぱたーん)。って感じです。

1&2枚目:仮組みっぽいことは前回やったし、砲塔はまだ汚い状態だしで見栄えするもんが無いです。シリコンに埋まったもんの写真とか面白くないので、一番やっかいな脚の部品だけ代表で紹介します。今回一番難しいのがこの部品で、書き込んだような厄介の塊です。まだ抜いてない(今2面目の硬化まち)ので、こいつ次第じゃ試行錯誤地獄になって大ブレーキどころか発売延期もあります。じゃあとっととしとけよって話なんだけどね。

フチに薄いリブ状の部分があるのでこれがちゃんとできるか微妙な感じ。そんな凸凹が5方向を向いてるので抜くのは地獄、かといって分割しても組み立て困難という難物。シリコン型の場合、ぐぱあっと広げながらはがせば多少の凸凹は躱せるので、この部品は2面でいく予定です。欠けずに流れてくれさえすればはがす事は可能なはず、後は空気が籠らずに流れるかどうか。小さい薄い部品だと流すのが難しいです。塊になってる部品なら楽なんだけどね。

2枚目は1面目のシリコンを流す前です。分割面のとこは1回目をとってからシリコン切って細かく整えればいいので、赤い床と接してる粘土は少々適当にやってます。原型に接する部分がちゃんとしてれば割とどうとでもなる。写真で下方向に湯口と空気の逃げ道(ランナーみたいなの)を設けるつもりですが、ちゃんと流れるかなぁ…。写真の手前と奥にぐぱぁしながら抜くので、1個ずつしかできないわけね。こういう強引にやるやつは1型で複数個同時にはできない。だから数があるとヒドイことになるわけね、今回それなわけね、しんどい。

3枚目:車体の刻印をアップで。この文字が何の意味かよくわかんねぇですが、個体ごとに違うわけでも無いっぽい??。色の違う個体で刻印が同じのが居ます。ただ現存車両は塗りなおしとか、いじって他所に移したりとかあるので来歴を真面目に調べないと同じ個体を別個体と見ちゃってるだけかも。めんどいのでそこまでしてないよ。
文字はプラモのランナーにある名前の刻印や番号から取ります。今回はフライホーク社のアリシューザ級軽巡オーロラにあった社名と部品番号ら「B,K,A,H,I」を、ドラゴンの4号L70Vから「6」を拾ってきて使っています。ついでに防盾の刻印は「55」にして、イタレリ(元エッシー)の1/72 F-5B戦闘機の部品番号から拾ってきました。
簡単そうですがアルファベットの有無がまず難関なのと大きさや字体が合うかどうかがあるので、いくつもキットやらジャンクやら漁って探しました。平ノミで慎重に削いで使うんですが、失敗もあるのでレアな文字だとヒヤヒヤもの。自作しようにもBなんかは難しいんですよね。3Dプリント部品相手だとスチロール用接着剤は使えないので瞬着でチマチマ付けます。後で周りを整えてから鋳造表現いれて終わり。

ついでに、車体後部に刻印がある場合もあるっぽいんですが、削って(?)無くしてたのが通常っぽいのでそっちは無しで作りました。実物だとうっすら痕跡は見えるかな~程度、全部がそうかはわかんないですが、無いように見えたほうが多い(サンプル数3だが…)のでそっちでいいやと。

4枚目:メッシュの話。センチネルで目立つのがフェンダー雑具箱の周りの金網です。入り組んだとこに手りゅう弾が入らないようにするためっぽい。車体中央の左右の張り出しは、車内への開口があるのか無いのかよくわかんない、製造途中の写真だと無いっぽく見えます。ターレットによる開口のぶん構造が弱くなるので、その補強で張り出させてるだけなのかも。車体後部左右の張り出しははっきり下面に開口があるんだけどね、そっちはエンジン吸気用。

この金網の再現が悩み所なわけですが、広島行った時に東急ハンズで金網があったのでそれの付属でいきます。エッチングメッシュも考えたんですが、高いしなーって。網目っぽい凸凹表現があるのだとファインモールドのやつしか見当たらんかったよ。平面的でよければ他にもあるけど、ちと印象が違うのがヤだなぁと。
買ったのは金網なので、バラバラの線を編んだものです。なのでエッチングみたく一体になっておらず、下手すると端からほつれちゃう。そのぶん扱いが難しいですが、まぁいけるんちゃう?ってことで…。見た目は一番だしエッチングよりはかなり安いしね。普通のノートより二回りほど小さいサイズで1,000円しなかった、8キットぶんくらいありそう。凸凹表現ありのエッチングメッシュだと1キットに1枚必要で900円くらいする。

店頭で選んで60メッシュ(網目の大きさの基準)のやつにしました。50があればそっちが良さそうなんですが、無くって40だと大きすぎた。材質はステンレスです。ステンで大丈夫かよってなりますが、柔い真鍮やアルミだと細かいメッシュにできんみたいでこのサイズ無いのよ。だから硬くて加工がしづらいの承知でステンで。試し切りしたけど、ナイフとハサミで十分切れる太さなのでいいんじゃねぇかな。写真で帯状に写ってるのがナイフで切ったもの、綺麗に切れてるでしょ。1枚丸ごと付属させるわけにはいかんので、必要量+予備ぶんを切って付属させます。めんどいけどこうせにゃ定価が上がるのですよ、この手の特殊部品を各自で手配してねってガレージキットも多いので親切でしょ?(自分で言う)

ちなみに、金網の留め具の部品はレジンです。ボルトみたいに板にたくさん乗ってるのを削いで貼って使う仕様です。

5枚目:地味にいっぱいあるボルト。白っぽいのが原型で、背後のグレーのは市販品。常連さんは知ってるはずなので今更ですが、こういう感じの平刃で削いで使う仕様になります。複製するにも使うにもこれが楽だもの。この手の部品は1面だけのシリコン型でやります。ごちゃごちゃ考えなくていいので楽。ただ複製の際はレジン流したら硬化が始まるまでに急いでツマヨウジで気泡をほじくり出さないといけないので忙しかったりします。まぁ、2面以上の型でゴムかけていくより早いので量産はしやすいんですけど。
いつも付属させてるディテール復元用の予備部品に欠けが少ないのは1面型で1個ずつほじくってるからです。主部品は2面以上の型でやるので当然そんなほじくりは出来ず、ある程度は気泡(厳密には気泡とは違うけど)で凸が飛んじゃうわけね。

以上、遅々として進まないのを誤魔化したのがよくわかる回でした。いちおう細かいのはシリコンの沼に順次沈めていってるんですが、臭いの嫌でレジンまだ流してなかったりします。大きいのは車体下部バスタブが残りボルト植えて最終チェック、背面がボルトと裏の整え、砲塔が遅れてて数日かかりそう、って感じ。脚の複製で型取りやりなおし祭りとかならなけりゃどうにかなりそうな気はする。例によって友人召喚で土曜2回ヘルプ入ってもらう予定なので、たたみかけられるんじゃないかなぁと。ただ、半数ぐらい脚周り後日送付ってなる可能性は高いです。一応10個は作る予定。価格未定ですが1.8万で考えてるのでお覚悟を。履帯と3Dプリントだけでそこそこいくのよ今回。

次回更新は一応1週間後の予定ですが、シリコン型取りと試し抜きと原型と入り乱れてくると現場は大混乱になってるので、見てもしゃーないような更新になると思っておいて下さい。完成見本は例によってギリギリになります。ではでは。

8回目:2019/01/20
抜きつやられつ
もう20徹するとワンフェスとかデマでしょ(白目)。原型がまだ残ってるんですが、ともかく生産の目途を立てないといけないので複製のテストやシリコン型の増産してました。最悪、月内に原型済めば砲塔だけなら3日もありゃ量産できるから現地受け取り荷物の出荷後のロスタイムでも何とかなるしな(フラグ)。ともかく援軍が来る2回の土曜に畳みかけられるように準備していきます。車体のシリコン取りは次の土曜までには間に合うからダイジョブ。

1枚目:くどいですが一番ややこしい部品の転輪アーム部分。写ってるのはうまく抜けたほうな部品です。右のは完全にできてて、左のは丸棒の部分のみ欠け。なんぼか試したんですが、何割かの確立でこの丸棒部分の欠けが発生してしまい、完全に無くすのは難しいのでこの箇所の欠けはセーフとして扱うことにします。2mm丸棒を入れておくので、欠けたものはそれで置換してもらう仕様とします。なるべく欠け有りの部品が均等に渡るように梱包時に選別する予定。個人ガレキらしい苦労はみんなで負担して乗り切りましょうって事で、なにとぞご勘弁を。

2枚目:試行錯誤の途中を少々。1回目のシリコン型を切って加工して色々と試して、結局5回目で完全な状態の複製品になりました。写真はそれまでの失敗作。これだけ欠けてると直しようもないので廃棄です。シリコン型は後からでもナイフで切って溝を作れるので、それで何とかしていきます。この部品の場合、大きめの湯口を追加して、空気の逃げ道になるリブ状の部分を追加して、全体を斜めにして注型したら何とかなりました。手作業なので文字通り小手先で何とかしてます。
一応、この部品のシリコンは3セットは既に用意できてて、目標は10セット。1つで12~14ぐらいしか生産できないはずなので、それだけ無いと11台ぶん確保できんのよね。原型の保守しつつなのでけっこうヒヤヒヤもの、状態が特に良いのがあれば複製品からの複製もやるけども、この部品だと剛性的にちょっと難しいので困りものです。

3枚目:その他の部品もいくつか。手近にあったの適当に置いただけですが、全体に小さいので見てもよくわからんなコレ…。今回、車体と砲塔は大きいですが他が総じて小さいです。フェンダーの雑具箱と砲塔後部の箱ぐらいか、中サイズの。脚まわりも1個の部品は1円玉より小さいので全体にチマチマした部品を大量に扱うことになってけっこう大変。組み立ても脚周りが特に煩雑ですが、そもそもの形状のせいなのでコアラにでも文句言ってください。うちに言われても困るというか筆者が一番困ってるっていうね、生産が超メンドイ。かと言って形状的にどうにもならんしなぁ…と。

4枚目:ボルトとか。例によって板から削いで使う仕様です。ある程度は予備を入れるし、まぁそんなに難しいこたないでせう。脚のボルトを別にしたので、単純に数が多くて面倒ってぐらい。けっこう複雑なのがあるので、分けざるをえんかったのよ。左下のほうにうずうぞ~って大量に並んでるのはメッシュの固定金具の部品です。何気に数が多いのですが、完成時のアクセントにはなりそうなので面倒だけどチマチマ貼っていってください。流石にこれは一体化しようがないので諦めて作業しましょう。

5枚目:ざっと湯口きって仮組みしてみた。乗せただけなので位置ずれてます。後ろのマスが1cm角なので大きさわかるかと。組付けは良い感じ、実物感もマズマズ。1/35でこれ以上に精密には無理だと思う、これでも厚みギリギリしかとってないもの、存在する凸凹は全部再現したつもりなのでこれ以上はやりようがないはず。あとは鋳造表現の強弱はお好みで足してねってとこかと、キットでも入ってますけど脚はやや控えめにしてます。

3Dで検討してプリントしたのいじって複製して仮組みしてみて、やっぱしこの子の脚周りインジェクションじゃかなり厳しいわ、プラモ化無いわこれ。実車の脚はオチキスH35系の真似ですが、H35系もエレール・ブロンコとも実際とは異なる分割にしてかない省略してましたもんね、でもって確かどっかからブロンコの脚周り一式の修正部品でてたはず。やっぱし苦労したんだろうなーと思って、少々違ってても許す気になりましたよ。ただエレールのH35、てめぇはダメだ(笑)、そもそも履帯は硬いし全体形びみょ~に変だし。グンゼ版で履帯変えてたのはグンゼの良心というか模型愛なんだろなーと。

6枚目:外注3Dプリント出したよ。再生産する船の部品と併せて付属用の3Dプリント部品を発注しました。写真の1式で上から2番目の精度のアクリルで1万円。木曜に出したけど今週中に届くはずなんで余裕のセーフ。全然混んでないっぽいけど大丈夫なのか経営(笑)、まぁDMMだからいっか。船の部品が多くてわかりにくいですが、センチネルで付属になるのは「砲身」「消化器×2」「キューポラ上の金具×2」「砲塔後部のアンテナ台」です。砲身とアンテナ台はレジンじゃ曲がるから、消化器と金具は細い箇所が抜けそうになかったので3D付属にしました。写真で砲身は21本で他は22セットあります、1個は予備。仕入れてる履帯の数的にも20セット販売+見本1でとりあえず打ち止めです。たぶん20出るかどうかなんで、今のとここれ以上は生産する気なし。このワンフェスまでは10+1の生産がやっとなので、残りはWF後から来年冬までにちまちま生産して通販含めてはければOKって考えです。

で、今もっともアツイのがこの画像の左下の部品。これ脚の上部転輪の軸部分なんですが、厚さ0.7mm+円盤、長さ2.8mmっていう小さな部品です。窪みのとこは最小厚さ0.3mmだったはず。まぁ何とかなるやろって思って気にしてなかったんですが、これが抜けないのなんのって。というかそもそもシリコン型がうまくとれない。窪みに流すのは何とかなっても、小さすぎて分割面が綺麗にならず小さい故に表面張力?でシリコン流れん。挙句にシリコン型取り中に2個の原型のうち1個を割ってしまい修復不可能。これ1台で12個必要なので強引に1個ずつ複製ってわけにもいかんです。
完全にノーマークだったので頭抱えてるんですが、もういっそ追加で3Dプリントにするかなーと思ってる最中です。既に他は出したのであちゃーって感じですが、よく考えたらこの部品は最高精度じゃないとダメな厚みなんで他と一緒にはできず、結果オーライかも。21台ぶんっていうと252個なんでオイオイって感じですが、1ファイルに突っ込めるはずなんで、もう丸投げしてもいっかなーと、体積小さけりゃ安いしね。投げるならすぐやらないと見本を作れないので、明日には決断せにゃなぁと思ってこれから出力用データ起こしてみるとこ。こーゆう苦労があるわけですよお客さん、家内手工業はつらいよさくらぁ…(古い)。

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はい、一応はレジン複製品が現れはじめた8回目でした。他はもう業者から部品きた~☆さっそく組むぜ~♪とかやってっけど他所は他所です。ウチはこれが平常運転なので気にしてはいけません。見本はどうせ3日前とかです。こんなページ書いてる場合かって感じですが、事前の言い訳で予防線を貼るのと愚痴でストレス解消って目的なので良しとしましょう。
次は1週間後の予定ですが、まだ完成見本とか無いので期待しないように。土曜に生産するのでたぶん脚のアーム部品とかの山を見せるだけになります。

9回目:2019/01/27
生産ならず
うぎゃぁ。この土曜に援軍頼んでたんですが、仕事入っちゃたってんで来てもらえずに1回目の量産ならず。痛い、これはイタイ。いっつもヒマしてる感のある寄せ手の友人なんですが、珍しく緊急休日出勤という不運。今回はハナから脚回りは半数ほど後日発送のつもりでいたので、それが増えるだけと思って諦めます。例のように常連の人を中心に協力をお願いします。まぁ…こんなマイナー戦車のガレキ買う変態紳士は限られてるので、常連さんしか居ないと思うんですけどね。

そういうわけで予定してた作業は出来ず、車体のシリコン取りと脚周りのシリコン型の増産してました。原型は砲塔本体がまだ、あとは冶具とかジャッキ台くらいか。シリコン型取りがまだなのは砲塔に付く部品と、背中、起動輪の歯が原型ズレて取り損ねたのでもっかい、車体下部が最中であと数時間で硬化するよって感じ。他はだいたい取ったはず。車体底部が大きいので、もう1個の大きい部品の背中と同時は無理だた、ブロック足りん。

1枚目:お茶を濁すために見栄えのする仮組み写真で。前と変わってねーじゃんよって感じですが、一応ちまちま違います。車体側は全て最終状態で、防盾もそう。砲塔のメインはまだまだですが前面は合いの微調整したら鋳造表現入れて終わりな状態。一応ちょっと寄って撮ってみたんですが、肌の状態はわかんないか流石に。フェンダーや車体の内側などはサフ吹いてません。サフ吹くとシリコン取りをした時に剥離することがあり、何度もやるとたいていなる。なので可能なら吹きたくないのね、どうせプラ板を切った部品なら大きな傷は無いしね。何度も型取りする場合は原型の補修をしてやるのでけっこう面倒です。

白く見えてるフェンダーの支えと機銃は複製したもの。他の部品もあるけどゲート処理面倒なのと白くて見えないので原型で撮影したよ。

2&3枚目:車体底部の部品。埋める前に撮っておきました。例によって3Dプリントでなくプラ板で箱組みです。今回、3Dプリント部品も多用しつつやってみて、伝統技法と現代技術の効果的な併用を模索してみた感じです。けっこう上手くいってる気はします、車体前面の複雑なのは手作業じゃ歪んでたはずだし、車体底部はプリントしてたら定価をもう2千円くらい上げたくなっちゃうはずだし。

ボルトはWAVEの1mm六角の輪切りとMENGモデルの汎用品を部分的に切って使ってます。ワッシャの部分が要らなかったのでワッシャ込みのやつのボルト部分だけ削いで使ってます。位置はCADで決めてあるので、図面を印刷したものを横に置いて1個づつ貼ってます。底の形状は実車取り扱いマニュアル(仮版)がウィキペディアにあって、その中に底部の図があったのでそれを元に大体こんなもんって位置にしました。100%正解ではないにしろ、おおまかには合ってるはず。

4枚目:埋める。写真は1回目を流して固まってから裏返して底板をはずしたたとこ。このあと粘土を取り除いて綺麗にして、ブロック積んで~って流れです。写真の右側の分割面に湯口があって、そっちを上にして立てる格好でレジン流し込みます。どういう向きで流すかってのが一番のキモなんですが、基本的には一番小さい面、見えなくなる面を上にして流すのが良いです。ただ、あまりに細長いものは立てると曲がるので無理、バルクキャリア(貨物船)なんかがそれ。今回はフェンダーを一体化したぶん横幅もそこそこある型なので、立てても大丈夫でしょう。この型で、シリコン1.3kgぐらいになりそうな感じ。うちは毎回このクラスが1~3個あるのでけおおうガバガバとシリコン使ってます。節約できる箇所は節約してるけど、サイズがそもそも大きいのよね。

5枚目:複製した車体前面とデファレンシャルカバー部分。心配してたんですが出来ました。写真だとデフのは欠けてますけど、この後で流路を追加したらいけた。複雑な車体前面は意外とただの2面型です。表に出る面と裏面とで分割してて、側面をグイっと開きつつ、後方に少しズラすようにして引き抜いてます。この部品てインジェクションだと凸部分を分割そた上でスライド金型にするしかなく、かなり金かかると思う。しかも案外とハッチ周りの壁が薄くなるので破損も怖いと。インジェクションキット化無いわー。

デフんとこは起動輪の土台は別部品なのでご安心を、ボルトの暴力なので一体化はできんからねあそこ。牽引具のとこは一体化したんですがやはり上手く流れそうもないので、別部品で付属させます。車体底部の原型と合わせてみましたが、全体的に合いは良くって位置も綺麗に決まりってイイ感じ。車体や車載小物は簡単で、脚周りや細かいボルト(主にメッシュ周り)がひたすら面倒なキットになりそうです。

6枚目:追加で注文した付属用3Dプリント部品の絵。前回言ってた抜けないやつは結局すぐプリントに出して既に届きました。早くて助かる。上部転輪の軸部分に加えて蝶ネジも抜くの難しかったのでついでに頼んだ。22台分なのでうぞうぞ~って気持ち悪いくらいあります。これで最高精度のアクリル樹脂でなんとお値段3,274円、安い!。DMMの外注プリントって固定費2,000円くらい+最大寸法で決まる価格+体積で決まる価格なのですが、体積で決まるぶんが大きいのでこういう「めっちゃ細々してるけど体積は小さい」ものだと安いのね。何か申し訳ないぐらいの値段なんですが、他の注文で1万単位で払ってるので勘弁してもらおう。こんな値段でできて、事後変形も少ないアクリルなら蝶ネジや特殊形状のネジだけ大量にプリントして切り売りしても安くできて需要ありそうな気するなーと思ってみたり。3Dプリンタ製アフター部品は海外勢がUVレジンの部品で艦船を中心にやってたり、Nゲージ用は日本で個人でやってる人も居るっぽいですけど、もっと応用できるんじゃねぇかな。誰かやっていーよ(丸投げ)。儲かるほどは無理だろうけど、赤にはならん程度にはできそう。

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よく考えたらあと13日なんっけ?全く危機感が無いヤバイ状態です。訓練されすぎたというより士気の低下からくる危機感の欠落だと思うので危険パターン。ここまで脚以外はけっこうすんなり複製できてるので、あとは車体底部と砲塔さえ素直に抜けてくれれば何とかなるとは思います。脚周りの後日発送が何とかなってるというのか?は言ってはいけない。何個かは完全状態の商品を確保するので、荷物の受け取りが難しい人はそっち、できる人は後日、ってことで皆で協力していきましょう。そうでもせにゃ1回で10個出るかどうかの戦車のガレキなんてやってらんねぇですよ奥さん。

次回更新nですが、来週はもう無しにしてワンフェス前の水~金で完成見本の公開とします。このページはワンフェス後にひっそりと後日談を載せて完結ってことにします。流石に完成見本まではいけると思う、複製残ってる部品がグズらなければだけど…。
ではでは、今週からは修羅場へと旅立ってくるので無事生きてたらワンフェス(か通販)でお会いしませう。


日付

2018年11月11日

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