1/72 スピットファイアMk.Ⅸ ハセガワ
1/72 スピットファイアMk.Ⅸ 戦闘機 キット/ハセガワ製 イギリス空軍 No.341 Squadron 1943年<実機解説>
スーパーマリン・スピットファイア戦闘機は大戦中のイギリス空軍の戦闘機で、大戦初期から終結まで改良を続けながら主力戦闘機として活躍しました。基本設計が優秀で、エンジン換装を繰り返すことで常に第一線の性能を維持できた為、大戦の始めから終わりまで戦い続け特に母国では「英国の誇り」と呼ばれ愛されています。主にエンジン換装に伴う型式わけが非常に多い機種でMk.何々という型式名が複雑です、Mk.Ⅸは既存のMk.Ⅴに最小限の変更を加えただけで新型エンジンを載せたもので、本命の改良型までの繋ぎの型式の予定でしたが、本命が遅れたために後期の主力として量産され活躍しました。
<キット解説>
ハセガワのキットで、細い凹モールドのキットです。ハセガワのスピットはMk.Ⅵ・Ⅷ・Ⅸの後期スピットが出ており、翼端のバリエーションもあります。キットはデカール替え版の”クロステルマン”というバージョンで、エース機の再現ですがマーキングは普通です。デカールは2種から選択ですが、一部の塗装とコードレターの差ぐらい。付属品は増槽が付きます。スピットはバリエーションが多いので、キットも型式ごとにあちこちから発売されており調べ始めると結構大変なことになる機種です。
<作例について>
ハリケーン等と一緒に作ったものです。迷彩の青色部分は作例では青味がかなり強すぎます、もっとグレーっぽい方が良い感じになります。素組みですが特に問題なく組み立てやすい好キットでした、翼端の表面がちょっと合いにくいかな。