1/10スケール  雪村あおい WF購入ガレージキット

1/10スケール  雪村あおい ~カワノススメ?~  キット/WF購入ガレージキット製作代行aoi_1<キャラクター解説>
“雪村あおい”ちゃんはTVアニメ「ヤマノススメ」の主人公です。ヤマノススメはもともとショートアニメだったけど結構な人気が出たらしく、2期でボリュームアップしたり、物語の舞台である埼玉県飯能市(はんのう市)ではアニメと連動した観光事業が行われたりしており、熱心なファンが多いっぽい。コミックやねんどろいどもあったりでグッズ展開もかなりされていますが、なにげにフルサイズのフィギュアはメーカーからは発売されていないようでガレージキットが頼みの綱みたいです。
キットになっている水着姿は2期7話の「カワノススメ?」で登場しています。本人的にはギリギリ着られる「せくすぃーな水着」っぽい。

<キット解説>
ワンダーフェスティバル2015夏にてうちの売り子さん(大学時代の後輩)が買ってきたもので、お友達価格の格安で製作代行をしました。キットを製作・販売したディーラーさんは個人ディーラーの「グレイキューブ」さんで、他にもデフォルメフィギュアの「ねぶくろあおい」も出されていました(そっちも作った)。当然ながら当日版権商品なので再販されるとは限りません。キットは3Dプリンタ出力原型を表面修正して業者で複製したものっぽく、指先まできっちり抜けており楽に作れました。1/10で身長が150cmちょいなのでキットは全高15cmくらいです。「グレイキューブ」さんはツイッターとブログで情報発信されていますので、気になる方は見にいってはいかが?

HP内リンク:NONスケール ねぶくろあおい (うちで作ったもの、同じ窓で開きます)
外部リンク:ぐれきゅーぶろぐ (グレイキューブさんのブログ、別窓で開きます)

うちのHPの弱さと個人ガレージキットの性質上、同じものを作る人がこの記事を見る機会はまず無いとは思いますが、一応キット製作時のワンポイントや自分はこうしたよってのを書いておきます。

*デカールについて*
キットには瞳&まゆ毛のデカールが予備も入れて3セット付属します。白のみと白以外の2枚を貼り合わせる形式で、個人印刷っぽいので多少のドットはありますが、十分使えるレベルのものです。で、このデカールが少し似ていないものでそのまま使うと目が縦長な印象になって顔が似なくなります。箱写真の目はデカールが間に合わなかったらしく、塗装と思われますんで形がキットとは違うよ。もっとも、貼る位置の微妙な差だったりとか個人の感じ方にもよるでしょうから、とりあえず1回目は下記3番の加工はせずに貼ってみてもいいかもです、予備あるし。この部分の解決策で、自分はこうしました。
1.短いまゆ毛(?)は使わない。ここを貼るor塗ると表情が活発になりすぎるので塗らない。
2.まゆ毛は当然ながら切り離して位置調整。これは当然かと。
3.まつ毛と瞳を切り離す。一体なのでそのまま使っちゃいたいとこですが、この部分が目の形が違って見える最大の原因っぽいので修正します。手順は、白目はそのままの形で切って貼る→瞳とまつ毛を分離する→瞳の下端を0.2mmほど切って小さくする→瞳を貼る(下側に白色が少し出るくらいに)→まつ毛を貼る(元の位置より内側にずらして角度も微調整する)、です。大した手間じゃないですがこれだけで一気に似るのでやるといいゾ。この程度は受け手側で工夫するのがモデラーの嗜みというものですな。てか元もと切り離す前提なのかも。
4.デカールはちょっともろい。メーカー品でないので当然ですが、フィルムがやや固く、マークソフターを使うと擦れに弱くなります。貼る→ソフター塗る→擦らないように綿棒で優しく押さえてシワをなくす、ってするといいよ。ラッカーでクリアーを吹いても大丈夫でしたが、基本的には弱いはずなので、少しづつ吹き重ねて侵食しないようにしましょう。親切に予備を入れてくださってるので少々の失敗は何とかなります。

*水着の白いライン*
もともとが白いレジンなので、ざっとマスキングして水色を塗って、後から白い部分をナイフの先やスポンジヤスリで削ぎ落とすとちょっと楽かも。お腹のところの白い線はスジ彫りは無いですがアニメだとあるので上手いことやりましょう。

*頭の分割*
フィギュアで定番の頭頂部の分割は顔と髪を塗ってから接着して最後にポリパテ盛ってマスキングしながら整形して塗装ってすればラインを消せます。髪の谷部と上手く繋がるので割と簡単なほうかと。

*台座*
もともと支柱用に左脚裏に開口してくれています。支柱は3mmプラ棒だと僅かに太いので、削ってから使いしましょう。もともとクリアランスがギリギリっぽいので、穴を広げるのはやめたほうがいいと思う。もともとの穴の深さのみで十分安定しました。台座は当然ながら付属はしません、自分は百均でコースターとして売っていたものを使っています。世界観的にプラより天然素材のほうが良いと思う。

*カラーチャート*
推奨カラーチャートは無いっぽいので、自分はこうしましたよってのを書きます。注意した点は、かなり色白に描かれていること、本アニメの肌は黄色でなく赤味のほうが強いこと、かといってフィギュアは白っぽくし過ぎると不自然になること、髪の色はシーンでかなり異なること、キャラクターの性格と作画のクセ、といったところです。
・肌の色
_下地と爪:ガイアカラー053ノーツフレッシュピンク(吹いたら爪をマスキング)
_メイン:ガイアカラー052ノーツフレッシュホワイト+051ノーツフレッシュ約半々
_影色:メイン+054ノーツフレッシュオレンジ少量
_明色:メインの052多めにしたもの
ーポイントーもともと彫刻がくっきりしてるので影は控えめで、明色は腕の裏側やお腹など、人間で白っぽくなる部位や日焼けしない部位を狙って吹いた。1番ホワイトは陶器や機械のような白になるので使わないほうがよい。
・髪の色
_下地&影色:Mrカラー42マホガニー+黒+白で、暗い灰色っぽいマホガニーにする
_メイン:Mrカラー42マホガニー少量+Mrカラー321黄土色+白、気合で調整
_毛先:Mrカラー42マホガニー、吹きすぎ注意
_ハイライト:メインのマホガニーを減らして黄土色を増やしたもの、アニメ絵の光沢部分を狙う
ーポイントー戦闘機用のグレーなどを使うと青味が入ってしまい印象がかなり異なってくるので使わないほうがよい。もとのアニメ絵で色がシーンごとに異なるのを吸収すべく、暗い灰色(影部)・明るい灰色(メイン)・暗褐色(毛先)・黄色味のある灰色(ハイライト)をグラデーションで使ってみたんですが、見る角度や光線の加減でどの感じにも変化して上手くいったんでないかと思います。
・髪どめ・・・Mrカラー42マホガニーまま
・水着・・・普通に青+白で水色にしただけ、白線は下地の色
・お化粧・・・ほっぺたはパステルのオレンジ、唇は黒でスミ入れしてパステルの赤で薄く紅をさした
・クリアー吹き
_メイン:3/4ツヤ消し
_おしり、髪の毛でアニメで輪っかがある部分、瞳からほっぺたらへん:1/2ツヤ消し
ーポイントーメインはオーソドックスなツヤちょい残しで良いかと。アニメ表現の髪の毛のハイライトは狙ってみたけど意味ないかも。特に気にしたのが、瞳の部分、もともとの形状的に瞳からほっぺたの辺りが影になりやすく、普通に飾ると顔の印象が暗くなるようでした。なのでそこだけツヤをより残すようにして緩和させています。おしりは完全に趣味です。

<作例について>
塗装とかは細かく上に書いちゃった通りです。3D設計&出力なので部品の合いも良く、表面も綺麗な良キットでした。依頼者(後輩)の一番の嫁(らしい)のでかなり気合を入れて作りましたが、どんなもんかなと。ここの写真は一応は一眼レフで撮っていますが、撮影ブースなんて無いので自然光+読書スタンド直あてで撮っています、なので特に光沢の具合が実際よりきつく出ちゃっています。なるべく実物に近い色味の写真を選んでいますが、最後の方により暖色に写っているものも上げときました、暗いぶん凹凸は見やすいかと。比較的小さい上に色白の肌色で無理やり光源を確保したせいで、接近するとオート設定だと特にホワイトバランスが狂ってしまい大変でした。カメラには詳しくないんですが、知ったかレベルの知識でフォーカス以外はマニュアル設定にしてやっと満足いくレベルの撮影ができました。撮影ブース欲しいね。

<販売元:グレイキューブさんへ(見てたら←追記:見てた!)>
多分大丈夫やろってことで、宣伝も兼ねてブログへのリンクを勝手に貼っていますが、マズイようでしたらご連絡下さい(追記:ご連絡くださり、OK頂きました。)。その他ここに記載の内容で修正してよってとこがあればご連絡下さい。このHP右上の問い合わせ経由で仮名でかまいません。このページへのリンク貼りはもともと自由で、このページにある画像の転載は基本はNGですが販売元さんで使うぶんには無断転載してもらってかまいません。必要があればどぞ。
依頼者から「ひなたちゃんもはよぅニコ(´∀`)ニコ」だそうです。これからも頑張って下さいね(・∀・)ノ


日付

2015年12月8日

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