岩国基地フレンドシップデー 2018 見学レポート

岩国基地フレンドシップデー 2018 見学レポート

 

このページでは2018年5月5日、岩国基地で開催されたフレンドシップデー(航空祭、航空ショー)で撮った写真と、今後行く人むけに注意事項やアクセスについての情報を紹介します。
岩国基地フレンドシップデーについては米軍(海兵隊)が主催していて、近年は海自との共同開催になっています。米軍が作る公式HPは情報がロクにないので、ここでは航空祭初心者の人のための注意事項とかを優先して書くことにします。

掲載している全ての写真について無断転載・配布を一切禁止します、改変してもダメです。自分一人で保存して見るのは自由です。まとめて欲しくて落とすのが面倒な場合、お問い合わせから連絡してください、何とかします。ヤバめのぶっこ抜きツールとかは絶対に使わないでください。

また、2017年の記事はこちら。地上展示の写真はこちらのほうが多いです。展示機はだいたい一緒。
その1へのリンク:こちら(同じ窓で開きます)
その2へのリンク:こちら(同じ窓で開きます)

**目次**(ジャンプ機能はありません)
・2018年の概観
・アクセスについて
・見学の注意事項
・飛行展示の写真
・F-35B飛行展示の写真
・地上攻撃支援飛行展示の写真(F-35B,MV-22,F/A-18D,KC-130)
・P-1哨戒機の地上展示写真
・その他の地上展示写真
**目次ここまで**

*************2018年の概観*************

まず2018年の概観をざっと紹介します。
例年との違いで大きかったのが、「ブルーインパルスの展示が無かったこと」と「入場ゲートが例年と違ったこと」と「F-35Bの初飛行展示」の3点かと思います。

ブルーインパルスについては、例年は飛行展示があって今年も当初は来る予定と言われてたんですが、いつの間にか来ない事になっていました。会場で知った人はガッカリしたんじゃないかと。そのぶん飛行展示は1時間ほど早く終了し、3時過ぎにはお開きムードになりました。帰りの電車の混雑時間が去年とズレたのでJRは大変だったんじゃないかな?

入場ゲートは例年は南西のほうの正面ゲートを使うのですが、今年は北寄りの業者搬入口からの入場でした。基地内の工事の都合や岩国駅に近くする目的だったんだろうと思います。別にゲートはどこでも構わないんですが、手荷物検査のやり方がまずくて入場がエライことになりました。
例年通り手荷物検査があって今年は身分証の確認もやってた(去年はやると言いつつやらなかった)のですが、これの手法がマズくて混雑を悪化させていました。ゲート入って一番狭い場所に確認所を設けて、挙句に横ではなく縦深方向に係員を並べたために実質10人くらいしか検査員が機能しておらず、例年以上に入場口で渋滞してしまって相当な時間がかかっていました。いつも通りのつもりで来たら飛行開始までに入場できなかった人が多かったんじゃないかと。
この手の確認ゲートは、なるべく広い所まで移動させてから横に多数展開して流すのが基本で、わざわざボトルネックの位置で縦深配置など論外です。例年と違うからミスったにしても、担当者には猛省していただいきたいなと。

F-35Bは今回が初めての一般向け飛行展示でした。ブルーが居ないので、今回の目玉はコレだけって感じ。地上展示は去年と同様に1機置いてありました。F-35のB型はハリアーⅡみたいに垂直離着陸やホバリングができるのが特徴ですが、これの実演をやってくれたので満足感が高かったです。垂直離着陸はやらなかったのですが、会場前でのホバリング→くるっと旋回や、短距離離着陸や、ウェポンベイを開けての飛行をやってくれました。

その他はだいたい例年通りですが、引退により海兵隊AV-8BハリアーⅡと海自US-1Aが居なくなったのと、空自P-1哨戒機が岩国では初地上展示されてたのが違いかな。US-1Aの代わりにUS-2を飛ばすかと思ってましたが飛なかったので、海自は1機も飛行展示をしませんでした。共同開催なのにそれでいいのか?

*************アクセスについて*************

まずアクセスとかの説明をします。航空機の写真だけが見たい人はスクロールして飛ばしてください

前提として、岩国基地フレンドシップデーの開催状況は毎年かなり変わります。ここ数年、基地内で大規模な工事を行っていることと、共同開催やスポンサーの状況が年によるため必ず行く年度の公式HPで基本的な情報(開催有無や時間など)を調べてください。特に入場ゲートの位置は変わる可能性があります。また、開催日は原則として5月5日(こどもの日)ですので、広島市内でのフラワーフェスティバルと岩国錦帯橋と宮島の観光客で岩国~広島市内のエリアは大混雑することは覚えておきましょう。

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・車で行く場合・
岩国基地フレンドシップデーは以前はマイカー用の駐車場がありましたが、ここ何年かは無くなっています。駐車場有りの時代は国道まで塞ぐ大渋滞が一日中続いて大問題になっていました。
というわけで、マイカ-での突撃はやめましょう。岩国市はそこそこレベルの地方都市ですので、コインパーキングは多くありません。少ないコインパーキングも確実に埋まります。適当な店舗への駐車もまず不可能です、確実に警戒しています。路上駐車はものすごーーく歩くなら邪魔にならない場所もあるっちゃあるのですが、土地勘が無いと危険なのでやってはいけません。基地付近はポリスが多数巡回していますので路上駐車は確実にヤられます。

・電車(在来線)で行く場合・
普通に山陽本線or岩徳線を使い、東からなら「岩国駅」で西からなら「南岩国駅」を使います。どちらにせよ駅から入場ゲートまでは3kmくらいあります。入場ゲートの場所は年によって変わる場合があるので必ず確認してください。通常、駅からゲートまでは行き帰りとも臨時バス(有料)があるのですが、行きはともかく帰りはバスに乗るのに1時間待ちとかいうレベルになります。このため、帰りは駅まで歩く覚悟をしたほうが無難です。また、基地内の見学エリア(滑走路のわき)からゲートまでは2km近く歩くので、基地から出るだけでも30分ほど歩きます。挙句に、臨時列車は出てはいますが終了後~20時(飛行が早く済めば19時頃)近くまでは駅から人が溢れて外に並ぶくらいの混雑です、当然電車は満員です。覚悟するしかないですが、小さい子供連れの場合は極力混雑が落ち着くまでどこかで待ってから乗るとかしたほうが良いです。南岩国駅より西のファミレスとかなら意外と入れます。

・新幹線で行く場合・
新岩国駅を使い、隣接するローカル線の錦川鉄道の「清流新岩国駅」(旧名:御荘駅)から岩国駅まで行って、あとは臨時バスか徒歩です。もしくはタクシー・普通のバスを使います。注意したいのは、帰りの岩国駅が上記の状態なのでギリギリ乗れる程度の早い時間で指定席を取るのは危険です。ついでに帰りはタクシーが捕まえられるとは思ってはいけません、行きもかなり厳しいです。スマホの配車サービスはパンクして全く機能しません。できれば、自宅に帰るための最終の新幹線の指定席を取りましょう。
一つの回避方法として、岩国駅を使わずに「西岩国駅」から乗って「清流新岩国駅」→「新岩国駅」で新幹線に乗ります。「西岩国駅」はJR岩徳線の駅ですが、錦川鉄道も乗り入れしています。岩国駅を使う人は広島方面に帰る人が多いですから、こっち方面に乗る人は少ないはずです。もちろん西岩国駅で乗ろうと思っても既に満員で乗れないとか、岩国駅で広島方面の人と岩徳線の人を分けて入場させてる(岩国でも十分乗れる)とか、色々考えられます。とはいえ限られたエスケープルートの一つとして、検討してみる価値はあるかと。西岩国駅までは岩国駅よりもいくらか余計に歩く必要があります。
一応書いておくと、新岩国駅には”のぞみ”が停車しません。広島駅か博多駅で”こだま”への乗り換えが必要になります。

・宿泊する場合・
理想的なのがこれ。というか遠方からだとこれか次の飛行機じゃないと帰れないと思う。岩国市内はホテルがそれほど多くないので、観光も兼ねて広島市内での宿泊も検討しましょう。その場合は混雑を避け、適当な店で休んでから帰りの電車に乗りましょう。もっとも、GW真っ只中ということもあって、ホテルはかなりの争奪戦になるため取れる人は極一部になるはずですが…。岡山市~博多あたりまでは在来線でもギリギリ帰れるはずなので、どうしてもって時は選択肢に上がらなくもない、しんどいけど。
もし乳幼児をベビーカーなどで連れて行く場合、遠方からだと一泊するか飛行機でないと過酷すぎます、絶対に満員電車に突撃とかしてはいけません。基地内で大型のベビーカーもけっこう見かけますが、多くは歩いて来たり送り迎えしてもらえる近隣の人のようです。一部が駐車場を確保して車で来たか、ホテル取ってる人。満員電車に突撃は本当に危険なのでやってはいけません、航空祭の時点でかなり体力を使う上に、満員の駅構内からの満員電車とか乳幼児にはほとんど虐待になります。ホテルや確実な交通手段が取れない場合は諦めるか、小さい子供はお留守番を頼むようにしてください。

・観光バスの場合・
現実的でお手軽なのがこれ。博多~大阪・四国くらいは観光ツアーがあります。普通の交通手段より少し高い程度ですので、使えるならこれを使うのが一番楽です。観光バスは基地内に乗り入れしますから、歩く距離も最低限で済みます。お年寄りは迷わずこれで決まり、子供連れもこれで決まりです。乳幼児だと自由が効かないぶん難ありかも。とにかく乗れば終わりで圧倒的に楽ですが、渋滞には確実に捕まりますのでそこは我慢しましょう。場所によっては帰りの時間が早くて最後のブルーインパルスが観られないとかありますので、確認しましょう。だいたい「最後まで観られます!」とか宣伝に書いてあります。余談ですが、東に帰るなら「小谷SA」でお土産を買うと良いです、寄ればですけど。

・飛行機の場合・
裏技的なのが「岩国錦帯橋空港」を使う場合です。岩国基地は2012年から民間との共用になりましたので旅客便があります。当然ながら基地に併設してるのこれが一番楽で混雑しません。もっとも、便数が少ない上に当然行き先が限られますから、イレギュラーな方法です。
広島空港を使う場合、空港の立地がヒドイので結局は電車の混雑に捕まります。GW期間中は空港への高速バスも無いはず(渋滞で動けんかったりするので)。ギリギリいけるかなーぐらいの時間だと多分間に合わないので、あんまし当てにしないほうが良いです。使う場合は宿泊も視野に入れましょう。
ちなみに、昔は基地のそばの「岩国港」からのフェリーがあって裏技でしたが、廃止されています。

・自転車orバイクの場合・
基地のゲートのところに駐輪できます。基地内は徒歩です。混雑を回避できますが、帰りの広島方面は渋滞によりバイクでもすり抜けは不可能です、自転車も同様。離れた街のパーキングを使って自転車+車の併せ技が有効ですが、迷惑の無い様よく考えて。自転車による在来線&新幹線での輪行(バッグを使った持込)は満員電車では危険ですのでやめましょう。新幹線のみ使用で指定席の場合でのみギリ許されるかなーぐらい。

*************見学の注意事項*************

ここでは見学時の注意事項を書きます。航空機の写真だけが見たい人はスクロールして飛ばしてください。岩国に限らず、航空祭・航空ショーはどこも似たようなもんなので同様に注意してください。

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・日焼け対策をしっかりと!!
これがすごく大事。5月開催で油断しがちですが、5月は真夏よりも紫外線が強いって言います。滑走路の照り返しもあって一日でめちゃめちゃ日焼けします。日焼けすると体力が余計に削られて疲れを引きづりますから、必ず対策しましょう。薄手の長袖Tシャツに長ズボン、帽子と首にタオルが基本です。顔には日焼け止めを塗り、眼から疲れる人も多いので必要ならサングラスも。日傘をさしても構いませんが前のほうに居る場合、飛行機が飛ぶ時は後ろの人が見えるように配慮してもらえると皆が助かります。テントも使ってOKですが、邪魔にならない後ろのほうに置いてのんびり見ましょう、混雑する前のほうでは遠慮してください。

・暑さ対策!水分補給!
当然これも必要です。5月とはいえ十分暑いです。水分は最低でも1ℓは必要で、できれば1.5ℓあれば安心。中でも売ってますけど、めちゃめちゃ並んでいます。食料も合わせて全て持って行くのが基本です、特に連れ立っていく場合は一人が買いに並ぶと迷惑するのでちゃんと準備しましょう。

・とにかく歩く!
どこの基地もそうですが、岩国は特に基地内で歩く距離が長いです。かなり疲れるので動ける格好で、荷物は少なくまとめましょう。ただし水分は削らないこと。リュックや肩かけはけっこう疲れるので、連れだって行くなら一つにまとめて体力がある人が背負うとよいです。バズーカを持って行く人とかはカートを使います。子供連れの場合は確実に体力がもたないです。帰りに電車だと大変ですから、観光バス推奨。

・定時に帰れると思うな!
帰りはめちゃめちゃ混雑します。日程にはかなりの余裕を持たせて計画しましょう。特に6日が平日で仕事になる場合はもろもろ検討して。指定席の時には特に注意です。

・全部見たいなら早く来い!
開門時間は年によるので確認を。基地内でかなり歩くのと、けっこう地上展示の気前が良い場合が多いのでフライト開始(だいたい10時)までに地上展示を撮って滑走路脇に陣取りたいなら3時間は欲しいです。開門時点でゲートに並んでるぐらいでないと、地上展示を全部ゆっくり撮るのは多分無理。もっとも、昼に1時間休みがあるはずなので滑走路そばの展示機はその時間で撮るのもアリです。最前列で離着陸まで完璧に撮影したいなら有料エリアに入るか、地上展示は諦めて朝一で滑走路に向かって陣取るしかないと思います。脚立はやめてね。
ざっと撮ってメインが飛ぶのを観られればOK,アクロバットやパラシュートはいらねーって人は9時に入場ぐらいでもOK。

・撮影はほどほどに!
ガチな人はわかってるのでよいとして、あんまし詳しくなくって一眼レフなんてねーよって人の場合、飛んでる飛行機は豆つぶくらいにしか撮れないと思ってください。コンパクトデジカメやスマホの場合、ブルーインパルスのスモークを使った演技なんかはどこからでもけっこう撮影できます、もちろん地上展示は余裕でいけます。戦闘機の機動展示なんかは豆つぶになるので下手にカメラを構えずに、肉眼でしっかり見たほうが楽しめるはずです。撮影が目的でないなら、飛行展示は下手に前に行くよりも後ろで寝そべって観たほうが楽しめるので自分にあった楽しみ方をしましょう。
一眼レフであれば、一般的なWズームキットに入ってる望遠レンズ(250mm)でここの写真のレベルになります(私がそれなので)。地上展示用にワイドのほう(18-55mm)も必須です。バッテリーの都合もあるので、地上展示はコンデジを使うとかの使い分けもすると良いです。

・飛行スケジュールはわからない!
これは年によりますが、岩国での飛行スケジュールは基本的にわかりません。何が飛ぶかは告知があるのと、ブルーインパルス(空自のアクロバット)の時間だけは事前に専門サイトに載ってる場合があります、調べてね。自衛官の人にOOはいつ飛ぶかわかりますか?って聞いてる人がよく居るんですけど、一般に出回ってる以上の情報は自衛官さんも知りません。ブルーの時間もその人が自分で調べてない限り、周知はしてない場合もあります。むしろ、手近に居るそこそこマニアっぽいけど怖くないぐらいの兄ちゃんに聞いたほういが多分早いです、それでもブルー以外の時間は多分わかりません。メインのブルーインパルスはたいてい一番最後か最後の前です。ただし、天候などの影響からスケジュールが前後したり中止したりはよくありますから、のんびりいきましょう。

・意外と晴れる!
岩国の日程は原則こどもの日です。この日って「晴れの特異日」って言われる日の一つで、やたら晴れる日なんです。なので、事前の予報が雨や曇りでも晴れることが多々あります。地形的にも山と海の関係で、岩国基地の周りは他が小雨や曇りでも晴れやすかったりします。もちろん逆に降ることも無くは無いですけど、ダメモトで行ってみたほうが良い場合が多いように思います。余談ですが、同じ中国地方の美保基地(空自)の航空祭はやたら降ることで有名です(笑)

・意外と後ろが見やすい!
既にちらっと書きましたが、撮影をしないなら飛んでる飛行機は後ろのほうでも十分見えます。特に子供が居る場合、混んでる前よりも開けてる後ろのほうがよく見えます。離着陸はどのみち一番前でないとうまく見えません。後ろのほうは皆さん寝ころがったりしてのんびり見てます。100億とかする戦闘機が飛ぶのを寝ながらながめるとかいう石油王ごっこもなかなか気分良いので、無理に前に行かないよーに。

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**************飛行展示の写真*******************

************ここから飛行機の写真です****************

飛行展示(飛んでる飛行機)の写真をまとめてあげます。個別の型式とかめんどくさいし多分見りゃわかるでしょうからざっくりと書くと、米軍のF-35B,MV-22B,F/A-18D,KC-130J,F-16C(CJかも、分類しらん)、空自のF-2A,陸自のUH-1J、アクロバット機2種です。F-16Cはソロで2回飛行、アクロは2回、MV-22とF-35Bはソロに加えて他機種との共同作戦のデモもしました。

あくまで米軍メインなので自衛隊機は申し訳程度の飛行しかしません。F-2Aは例年よりは頑張ってましたが、リモート(他所の基地から飛んで来て演技する)の都合で増槽を付けてるせいもあり、もっさりとした迫力のない機動しかしてないです。

飛行展示の写真は基本一眼レフで55-250mmのレンズで、オートで撮影しています。ピント甘いのは許してね。サイズの縮小だけでトリミングはしていません。並びは時系列順なので2回飛んでる機体は離れてる場合があります。去年も居た機体は去年のページ見てねって感じで少ししか載せていません。

今年のフライトの目玉はやはりF-35BライトニングⅡ。これは下に項目を分けて写真を載せます。
飛行を見るのは初めてですが、流石の安定感でした。F-35ってあまり運動性を重視していないって言われますが、F-22にはそりゃ劣るってだけで十分な運動性があるっぽいからね?伊達にスーパークルーズできるだけの推力重量比を出してないなーって感じ。全体的な動きに余力があって、ソフト面が優秀なおかげか従来機(F-15とか)で見られる人間の操作による微妙なラグがほとんどありません。
ホバリングへの移行や最中も非常に安定していて、ハリアーよりもフラつきが少ないと感じました。排気口の配置的にF-35Bの方が不安定な気がしますが、制御面でカバーして全く問題ないようです。ホバリング中の後退はしなかったですが、定位置旋回と左右へのスライドと前進はしてくれました。後退も出来るはずだけどよく知らないです。
総合展示では地上攻撃の真似もするのですが、この時に腹部のウェポンベイを開いて見せてくれました。空中給油デモでは機種右の受油プローブを展開させてるのも見られました。
実弾こそ撃たないですが、F-35Bの機能は大体見せてくれた感じです。

その他の飛行展示では民間アクロバットは室屋さんともう一人で2回実施。エクストラの機動は何回も見てるので写真撮ってないです。超望遠じゃないと難しいしね。

米軍のパラシュートデモチーム「ゴールデンナイツ」は午前に3回(?)に分けて降下デモを実施。地上付近の風が強かったせいか、少し控えめにやってた気がします。本来のプログラムを変更したんじゃないかな?

F-16はいつも通り。デモンストレーション部隊による操縦なので気合が入っています。F-2より遥かに迫力のある機動を見せてくれました。特別な機能とかはないので、旋回や急上昇、背面や4ポイントロールなどをします。C型かCJ型かはよくわかんねぇです、とりあえずCってことにしとくよ。

MV-22Bオスプレイは午前に飛んで一通りの機能を見せて、午後は地上攻撃の総合展示で少し飛びました。海兵隊員を運ぶ係ね。
見た目の派手さでヘリや戦闘機に目がいきがちですが、米海兵隊の主力装備はあくまで「海兵隊員そのもの」です。屈強なタフガイこそが兵器であり、ヘリや揚陸艦は兵士を運ぶ「ビークル(輸送手段)」に過ぎません。精神論のように聞こえるかもしれませんが、そう誇るだけの訓練を積んだ兵士を大量に擁し、常時実働体制を維持している事こそが米海兵隊の強さです。他国が装備だけを真似したところで、この実力は得られません(どこぞの水陸両用部隊を見ながら)。岩国の展示ではアナウンスなどから、こういった米海兵隊の誇りも垣間見られます。

陸自のUH-1によるレベリング降下のデモもいつも通り。写真撮ってないです、てか前のほうじゃないと撮れない。

海兵隊チームは例年通り複数機種による地上攻撃の簡単なデモをやりました、毎年ですが、なかなかの迫力です。これは下に項目を分けました。

他には、何故かトラックを人力で引っ張るアメリカンな演目や、フェラーリの愛好団体が協力したらしいフェラーリとアクロ機の競争&フェラーリの大量展示なんかもありました。

いずれにせよ、写真で見るよりもナマで見て耳で聞いて体で感じてってしたほうが断然ヒャッホゥできるので、行ったこと無い人は是非とも一度は航空祭に行ってみましょう。

下の写真はクリックすると拡大して、左右の三角をクリックで連続的に見られます。
まず、その他の機体を少しだけ載せます。メインのF-35Bと総合展示は写真の下にあるのでスクロールしてね。

***********F-35BライトニングⅡの飛行展示の写真******************
今回の目玉、初めての飛行展示となったF-35Bです。F-35は3種類あってA型が基本形で空自も導入したモデル、B型が垂直離着陸できるモデルでハリアーの後継機用、C型が空母艦載機用で主翼が大きくて折りたたみできるのが特徴。
B型が一番特殊なモデルで、お尻のメイン排気口は曲げて真下に向けることができ、操縦席後方にリフト用のエンジンがあってホバリング時に背中と腹のカバーを開きます。この機構があるので標準のA型とは胴体やエンジン周りが大きく異なり、ぱっと見は大差なくても部品は相当違ってるはず。制御プログラムも当然別物になります。
ステルス機なので兵装は原則機内に積み込み、腹にウェポンベイを持っています。

展示飛行ではホバリング中の旋回やスライドもしてくれました。脚を出してる写真がそれで、向きが変わってるのでわかるかと。自分で移動しなくても色んな方向から見られるので撮影には都合よいですね。

写真の下にも続きがあるのでスクロールしてね。

************地上攻撃支援飛行展示の写真(F-35B,MV-22,F/A-18D,KC-130)*****************

岩国では毎年、複数機種による地上攻撃支援のデモンストレーションをします、正式名称は忘れたけど何かそんなの。写真は時系列順になっています。

各機が離陸→F-35B&F/A-18Dとタンカーで給油のまね→F-35&F/A-18が上空制圧して事前爆撃→MV-22Bが着陸して兵士を降ろして離脱→兵士の指示でF-35&F/A-18が本気の爆撃→各機が順に着陸、F-35は短距離着陸、F/A-18はフックランディングの真似、って流れ。変わった特徴の機体が多いですから、ただのパスよりも楽しめていいですね。

空中給油は実際にプローブを挿すのは危ないので真似だけ。とはいえ接近した状態での低速パスになるので撮影しやすくてありがたい演目です。給油は2機までなのであぶれた1機のF-35Bは待機位置で飛んでました。

流石に爆撃は真似だけで設置した火薬をドンとやるのですが、けっこうな迫力です。F-35Bは2機編隊で行動していました。そこそこ接近している時もあり、低空では怖いんじゃないかと思いますが全く不安を感じさせない安定した飛行でした。ソフト面ではF-22よりも上ってぐらいですから、操縦補助がよくできてるんでしょう。

事前爆撃をしたらMV-22が兵士を運んできて一旦着陸、降ろして離脱していきます。流石に兵士は前じゃないと見えないです。もはやオスプレイの飛行も見慣れてきましたね。

一通り攻撃して兵士が目標地点を制圧したら、航空機は各個に着陸していきます。MV-22はヘリモードでひょいっと着陸し、F-35Bは短距離着陸、F/A-18はフックランディングの真似をしてみせて、個性を出していました。

下の写真はクリックで拡大して横の矢印で連続的に見られます。写真の下にも続きがあるのでスクロールして見てください。

************P-1哨戒機の地上展示写真*****************

岩国では今年初めて展示されたのが海自のP-1哨戒機です。ってことでこれだけは複数写真を掲載します。

P-1はP-3C哨戒機(米国製)の後継機として防衛技術研究本部と川崎重工によって開発された国産機です。2007年に初飛行、2013年に配備開始したまだ新しい機体。対潜哨戒機という機種で、潜水艦を見つけたり監視したりする哨戒任務の為の機材です。

空自のC-2輸送機になるC-X計画と共通部品を多くして開発コストを削減、部位ごとの民間転用も可能ってな触れ込みだったのですが、開発してみるとまぁ案の上な状態で肝心な所の共通化や民間転用には失敗しており、数字だけ成功した様に誤魔化してる感がある機材です。元は主翼やエンジンも丸ごと共通化とか言ってたはず。
能力的には現行機として問題ないぐらいのはずですが、価格に見合うかというとかなり疑問なものとなっています。とはいえ米のP-8ポセイドンを蹴って導入した手前、悪口は言わずに使い続けるしかない状況です。まぁ、いつも通りだしいんじゃね?って個人的には思ってみたり。日本の防衛官僚や防衛産業じゃこんなもんでしょ、まともな仕事なんて無理、実務能力も当事者意識も皆無だもの。

機体の見どころとしては、哨戒機らしい各部のアンテナや窓といったところ。タラップもちょっと見どころかも。

************その他の地上展示写真*****************

最後にその他の地上展示機をズラーっと掲載します。去年も見てしっかり撮ったので今回はロクに撮影していません。もっと見たい人は去年の記事見てね。去年へのリンク(同じ窓で開きます)

写真のキャプションに所属と型式を書きましたが、間違いがあったらゴメンナサイ。C-130系は種類が多くてよくわかんねぇです。

展示機はF-35Bのみはしっかりと柵で囲ってありましたが、他の機体はテープで囲うだけだったりお触りOKだったり、けっこう自由です。

写真に無いですが、米軍のヘリはたいてい機内を公開していて並べばカーゴスペースに入れるようになっていました。

米軍機は流石に豪勢で、海兵隊に加えて海軍機と空軍機も居ます。海軍機と空軍機は前から来てるので、艦載機部隊の移転による展示への影響は特に感じませんでした。少し増えたかな?ぐらい。

自衛隊機はいつも通りに低調です。岩国所在の機体に加えてF-15Jなど少し来てるのみ。一応、南極仕様のCH-101なんかは珍しいほうなんですけどね。

航空機に加えて地上機材の展示もあります。基地に居る重機はもちろん居て、米軍のハンヴィーなんかは乗せてもらうこともできました。自衛隊は基地の海自機材が少しと、陸自の車両が少し来ていました。重い装備は03式中SAMだけ、あとはパジェロと高機動車と軽装甲機動車なのでどこでも見られるやつです。高機動車は乗って中を見ることもできました。定番の制服試着とかはハンガーでやっていました。

米軍の基地公開らしいのが火器に触らしてくれること。自衛隊でも多少は触らしてくれる場合がありますが、ここまで自由ではないです。M2とミニミは三脚銃架に載せてあり、コッキング操作→引き金を引いてガコンとコッキングレバーが戻る、っていう動作をさせてくれました。ちょうど手動式エアガンの空撃ちと同じ感じ。実銃じゃなくって訓練用に改造してあるのかもしれません。
写真は同行者ですが、この手の銃器が出るアニメ&ゲームを見たらしく喜々としてやってたよ。ついでに、ハンヴィーのトップの銃座にも入れました。

こんな具合で、けっこう体験型の展示や機内公開もあり、垂直離着陸機の特殊な機動なんかはマニアでなくても楽しみやすいので、けっこう一般受けしやすい航空ショーの一つかと思います。GWの最後のほうで渋滞とかが悩みの種ですが、チャンスがあれば一度行ってみて損は無いので検討してみてね。

2018年の記事は以上です。
2017年の記事はこちら。地上展示の写真はこちらのほうが多いです。展示機はだいたい一緒。
その1へのリンク:こちら(同じ窓で開きます)
その2へのリンク:こちら(同じ窓で開きます)


日付

2018年5月8日

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